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ブログ更新者⇒ドカント
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2010年10月 の記事一覧

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一二三 慎太(東海大相模)投手

一二三 慎太(東海大相模)投手 右投げ右打ち 184センチ85キロ
6月からサイドスローに転向した本格派右腕。なんとベスト4まで進出してしまった。まさかここまで進むとは思っていなかった。そろそろ私の記事もオーバースローのままでは鮮度がないので、サイドスローの内容も触れておいたほうが皆様のためになると思うので、セミファイナルという形で投稿させていただく。
(投球スタイル)
ストレート マックス147キロ(参考 150キロ)
常時137キロ~144キロ
ツーシーム 135キロ前後
スライダー 115キロ前後
チェンジアップ 115キロ前後
速球はサイドスロー転向時よりだいぶ威力が出てきた。土岐商業戦以降ではだいぶ力強い球を放っていたし、このレベルに達したのはさすがだ。スライダー、チェンジアップのキレは悪くないが、むしろ意図的に変化させるツーシームのキレは面白い。
(打者の攻め)
・右打者
外角中心にストレート、変化球を投げ分ける配球。要所ではインコースへずばっと突いていく投球。意識してシュートを使い分けるので打者にとってかなり打ち辛い。このナチュラルシュートはサイドスローに転向して手に入れた決め球だろう。シュート回転するボールは本来なら良くない。スライダー、チェンジアップはそれほど武器にできる精度はないだけにストレートのコントロールが重要だ。
・左打者
外角中心にストレート、スライダー、チェンジアップ、ツーシームを投げ分ける配球。ストレートはシュート回転してしまうので、インコースに攻められないのが課題か。踏み込んで打たれるケースが目立った。
(投球フォーム)
投球フォームについては、最終寸評で述べてみようと思う。
(感想)
とりあえずサイドスローでここまでのレベルまで達した一二三投手の努力には拍手を送りたい。全国制覇まであと2勝。悲願の全国制覇を目指す一二三はさらに目覚しい投球を見せてくれるか注目してみたい。


一二三 慎太 (東海大相模)右投げ右打ち 投手
今大会で最も注目されていたのが一二三慎太でした。しかし選抜では本来の投球ができず、初戦敗退。試合後、過大評価、期待外れという声が多かったです。確かに、昨秋から伸びておらず、がっかりさせられました。しかし私は一二三を今年の高校生右腕の中でもNO.1の評価が揺らぐことはありません。基本的に私は評価を上げることはあっても、下げることはあまりしません。選手のランクというのは選手のベストの状態をみて評価するべきだと思うのです。選手のランクを落とすときは
・故障により著しくパフォーマンスを落としてしまったこと
・フォームを崩し、修正不可能の状態になってしまったこと
この2つです。一二三が抱えている技術的な課題は修正可能ということで、評価は変えませんでした。それでは選抜の投球を振り返っていきたいと思います。
(投球スタイル)
動画
ストレート 146キロ
常時136キロ~140キロ
カーブ 105キロ前後
スライダー 120キロ前後
フォーク 120キロ前後
シュート 130キロ前後
ストレートは常時140キロ前後を計測。この試合の彼はどうもストレートを抑え気味に投げているように見えて、神宮大会ほどの勢い・キレを感じません。またストレートを微妙に回転をかけていることから、さらに勢いのなさを感じたのかもしれません。この試合で彼本来のストレートが見られたのは2,3回の2イニング。ここでは常時140キロ前後・マックス146キロを計測し、高校生NO.1右腕の片鱗を見せ付けましたが、その後、ストレートは135キロ前後で、変化球を散らしていきましたが、徐々に制球を乱していきます。そして最後は決勝打を打たれて敗戦となりました。昨秋の投球に比べると、物足りなさを感じたことは確かです。しかし不調といわれる中でも146キロをマークしたのは彼なりの意地だったのでしょう。
(クイックタイム)
クイックタイムは1.05秒前後を計測。このあたりの速さは名門校だけあって、しっかりと鍛えられております。牽制、フィールディングも悪くないですし、野球センスはずば抜けているのです。
(打者の攻め)
外角にストレート、スライダー、カーブを器用に投げ分けていき、追い込んでいくとフォークと縦の変化を交えていきます。コーナーワークも使えるし、縦の変化もつけるなど、幅の広い投球ができるのは相変わらずですが、フォームの乱れもあって、徐々に制球を乱し、ストレートが高めに浮いてしまいました。しかしその中で4失点にとどめました。
(投球フォーム)
投球フォームについて。ノーワインドアップから入って、ゆったりとリフトアップに入り、着地するまでの動作は昨秋から変わっていないのですが、変わったのは左腕の使い方です。昨秋まで斜めにグラブを差し出すことにより、開きが抑えられ、しっかりと壁を保って投げることができていました。フィニッシュまでの動作が無駄のないフォームになっていましたが、選抜ではグラブを打者方向に正対させてしまう使い方になってしまい、それによって開きが早くなってしまい、神宮大会ではうまく体の近くで腕を振ることができていましたが、開きが早くなってしまったことで、腕が外回りし、リリースが安定しませんでした。そして開きが早くなってしまったことで、体が突っ込みがちのフォームになり、特にランナーを背負った回や疲れが見えた終盤には溜めがないフォームになってしまい、押し出すような投げ方になっていました。左腕の使い方ひとつで、ここまで投球に悪影響を及ぼしていたことが分かりました。それだけ左腕の使い方は重要で、いかに壁をうまく作って、開きを抑えることが重要ということが分かります。各メディアでは緊張により開きが早くなったといわれますが、私は左腕の使い方が神宮大会の時よりも下手になり、選抜の不調に繋がったと思います。確固たる技術があれば、よほどのことがない限り崩れるはずはありませんから。私はこのフォームの欠点は解消できるものだと思います。一時的なものだと思いますし、じっくりとフォーム固めを行えば、昨秋のような投球を取り戻すことは可能でしょう。どこまでフォームを修正することができるか注目してみたいと思います。
(まとめ)
選抜では本人にとっては記憶にないほどの最悪な状態だったでしょう。春先から調子が上がらず、その調子を取り戻すべく、殆どの練習試合で登板し、そして登板後には何百球もの投げ込みでフォーム固めを行ってきましたが、狂った歯車は取り戻すことができていませんでした。投球フォームの乱れによって精神的に余裕がなく、大投手に共通する自分のリズムで投げることはできていませんでした。しかしその状況の中でも4失点に留めたのがさすがといえます。まずは投球フォームをじっくりと修正することと、夏に向けて心身ともにリフレッシュして、再び気持ちを高めてほしいと思います。私はこの投球で評価は落とすつもりはありませんし、高卒で数少ないドラフト上位を意識できる投手だと評価していますので、彼の復活を期待したいですね。

注目される厳しさ、重圧さを感じた選抜であったと思います。彼にとっては苦しさを感じた大会だったかもしれません。しかし彼は将来プロを狙える器です。プロは高校球児よりさらに酷いバッシングを受ける。彼らはその中で見返してやる!という気概でプロという厳しい世界に生き残っていました。確かにメディアは必要以上に持ち上げすぎた印象はありますが、本人はそれを乗り越えなければなりません。だからこそ、彼は「なんとしてでも、見返してやる!」という気概を持ってこの夏に臨んでほしいと思います。今度こそ「高校生NO.1投手」に相応しい投球を我々に見せ付けてほしいですね!



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