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本日のトラ記事

城島「勝利の方程式」に合格点!!

 「オープン戦、オリックス7‐2阪神」(11日、京セラ)
 阪神・城島健司捕手(33)がオリックスとのオープン戦で六回から途中出場。3回を1失点に封じたメッセンジャー、久保田、球児のリレーに上々の感触をつかんだ。今季の猛虎の中終盤を支える“勝利の方程式”とのオープン戦初バッテリー。3投手無四球という内容に迷わず合格点を付けた。
  ◇  ◇
 守護神が投じた予期せぬ1球に、城島がマスクの向こうで大きく目を見開いた。あっけに取られる司令塔。しかしすぐに、それが球児のイタズラだったことに気付く。
 コラ球児!!
 エヘへ…。
 城島からの返球をグラブに収めながら、球児もマウンド上で子どものような笑みを浮かべた。
 八回2死一、三塁で打席に赤田を迎え、カウント0‐2。城島が出したストレートのサインに球児が大きくうなずき、3球目を投じた。
 ところが…。
 「アイツ、勝手にシュート投げてきよった」
 試合後の駐車場。城島の表情に笑みがにじんだ。ピンチに動じぬ守護神のふてぶてしさが頼もしかった。そしてマスク越しに感じた球児の意地に、守護神の守護神たるゆえんを垣間見た。
 「打たれたくないんだろうね。ピッチャーの本能だね」
 八回に実現した球児、城島のオープン戦初バッテリー。直球を主体に簡単に2死を奪った球児だが、続く北川には、城島のサインに首を振って投じたフォークを中前に運ばれた。さらに坂口にも右前打を許して一、三塁とされ、打席には2月28日の試合で本塁打を浴びた赤田。しかし、ここからがしたたかだった。遊び心たっぷりに2‐2とすると、最後はフォークで空振り三振。「球数が少なかったら練習にならないからね。3人で終わるのはもったいない」。自信と余裕を全身ににじませながら、球児が笑った。
 六回からマスクをかぶった城島に対し、勝利の方程式が躍動した。メッセンジャーは犠飛で1点を与えたが、七回には久保田が新球チェンジアップを交えて3人斬り。「本人は『まだ投げ始めです』って言ってたけど、いい球だったよ。メッセンジャーも四球が絡んでないからね。去年四球が多かったチームとは思えないほど、みんなよくストライクを投げてくれる。その点は大満足です」。オープン戦での初バッテリーに、城島も迷わず合格点を与えた。
 「表情でのやりとりが一番大事なコミュニケーション。やりやすいですね」。城島とのバッテリーに充実感をにじませた球児。そして城島もユーモアたっぷりにこう振り返った。
 「球児の“憎たらしい笑顔”とか、いい球投げた後の久保田の表情とか見られたんでね」
 鉄壁の中継ぎ陣と司令塔の初コラボ。新たな発見があった。笑いもあった。そして互いに、信頼を深めた。




金本、甲子園“貸し切り”練習で快音連発

 阪神の金本知憲外野手(41)が11日、甲子園球場で居残り練習を行った。久々の屋外打撃練習で、球場を“貸し切って”快音を連発。13、14日に予定されている同球場でのオープン戦2連戦中に、今年初実戦の打席に立つことも正式に決まった。
 左右の両打撃投手を相手に、バットの軌道を確認しながら計94スイング。最後は変化球を織り交ぜながら、鋭い打球を右左に打ち分けた。サク越えこそなかったが、聖地に響く打撃音が主砲の順調な調整を意味した。
 16日からの東京遠征以降と見られていた実戦出場について、和田打撃コーチは「東京に行く前の準備というか、そこに向けて甲子園で1、2打席に立てればね」と説明。当日はDHでのスタメン出場が濃厚だ。金本本人は「13日?それよりオレは、新井さんの腰が心配よ」と笑顔でけむに巻いたが、『3・26』開幕戦へ死角は見当たらない。




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本日のトラ記事

マートン“志願補習”試行錯誤30分

 11打席連続無安打と当たりが止まっている阪神のマット・マートン外野手(28)が10日、甲子園の室内練習場で打撃上昇に向けた“志願補習”を自らに課した。和田打撃コーチに約30分間の打撃指導を求めるなど、現状を打破しようと懸命な新助っ人。真弓監督が既に「1番・センター」を託すことを決めている背番号9は、周囲の期待に応えるべく、必死に浮上のきっかけを探っている。
  ◇  ◇
 楽観主義者じゃない。時間が解決してくれるとは、思えない性分だ。きまじめな男。だから11打席連続無安打の現状を、1日でも早く打破したくて体がうずいた。甲子園室内練習場での打撃練習後。マウンド付近で和田打撃コーチと話し始めたマートンは数分たつと、自ら“エスコート”するしぐさを取った。まだまだ話し足りない‐。打撃ケージ裏に場所を移して、さらなる打撃指導を求め続けた。
 切迫した思いがマートンの胸にはある。「とにかく自分としては開幕に合わせたい。一歩ずつ良くなっていきたい」。9日の日本ハム戦(京セラ)は内野ゴロ4つで5打数無安打。オープン戦初戦で初球先頭打者弾を放つなど好発進も、今は出口の見えないトンネルに入り込んでいる。だから和田打撃コーチに、30分間にも及ぶ指導を願い出た。
 アドバイスを受けると早速、カーブマシンを打ち込む“補習”を自らに課した。そこからまた30分間。「前(左)の肩が開き過ぎないとか、入れ過ぎないとか、いろんなことを試してみた」。左足を一本足気味に上げたり、試行錯誤を繰り返して、狂いが生じたスイングの矯正に取り組んだ。出場予定がなかった10日の巨人戦(皇子山)が雨天中止。居残り組で打ち込むはずが、本隊も合流した練習でマートンは必死に、浮上へのきっかけを探った。
 「技術的な部分もそうだし、あとは考え方について話をした。苦しんでいるというわけじゃないけど、しっかりボールを待って打ちたいのでは。本人なりにいろいろ考えてやっている」。和田打撃コーチも、懸命な姿を前向きにとらえた。真弓構想では「1番・センター」の開幕スタメンに、新助っ人の名がしっかりと刻まれている。その座を脅かすライバルも台頭してきていない。マートンもその自覚があればこそ、オープン戦の段階で本当の「信頼」を勝ち取りたいと懸命なのだ。
 自ら打撃指導を請い、居残り特打を志願する外国人選手はそういない。“異例”とも映る行動は、日本球界で成功したい強い思いの表れでもある。「自分のスイングができるようになれば、それを続けていけるようにするだけ。今日はいい1日だったよ」。手応えはある。1日でも、1打席でも早く「眠り」から覚めて、虎党を、首脳陣を安心させる。




安藤“二投流”チェンジアップでG幻惑

 阪神・安藤優也投手(32)が10日、先発予定の14日のオープン戦・巨人戦(甲子園)で、今季から習得したチェンジアップを惜しみなく披露する考えを明かした。現在、変化に違いのある2種類の握りを試している段階で、14日に投じられるチェンジアップが、そのままシーズン中で使われるとは限らない。新球というだけでなく、公式戦に向けてG打線を幻惑する効果もありそうだ。
  ◇  ◇
 新兵器を惜しみなく披露する。それが、シーズンでの対戦へ向けての「伏線」ともなり得る。10日の皇子山での試合が降雨中止となったため、今季初の“伝統の一戦”となる14日の対戦。先発予定の安藤が、習得したチェンジアップで巨人打線を幻惑する。
 「(チェンジアップは)投げますよ。シーズンに入っても投げるし、今さら、1試合隠したからと言って、どうこうじゃないから」
 キャンプで習得に励み、仕上がりも順調な新球。先発した7日の西武戦では、要所で使うことで3回無安打4三振と、1人の走者も許さない完ぺきな投球につながった。ただ、まだこれは「完成形」ではない。2種類あるという握り方を、まだ決めていないところが、巨人戦でのポイントとなる。
 「今も(握りを)試している。落ち方が違うとキャッチャーは言ってた。(次は)2種類試すかもしれないし1種類かもしれない」と安藤。握りによって、スピードや落ち方に違いが出るという2種類の形。開幕までには「1種類に固定したい」と話しており、14日に投げるチェンジアップが、そのまま公式戦で使われるわけではない。そこが「幻惑」のカギだ。
 また、新加入の選手の力を測ることも、オープン戦の目的となる。巨人では、新人の長野やE・ゴンザレスらが、新たに加わった初対戦の選手となるだけに「新外国人とかもいるし見ていきたい」と意欲を見せた。
 この日は、キャッチボールの後に、雨にぬれた甲子園の芝生の上でポール間のランニングを繰り返した。開幕投手の有力候補でもある右腕。調整に余念はない。
 「(巨人戦は)打たれるよりは打たれない方がいい。でも、打たれても勉強になるから」と安藤。公式戦へ向けて、昨年とは違う姿を見せつける。優勝を狙う上で、倒さなければいけない相手との今季初戦。オープン戦といえども、戦いは始まっている。




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3番は任せた!鳥が進化の左腕攻略弾

 「オープン戦、阪神3-4日本ハム」(9日、京セラ)
 これが進化を続ける新リーダーだ。阪神・鳥谷敬内野手(28)が、4打数3安打。八回には武田勝から2号を放ったが、昨年対戦打率が低かった左投手を見事に攻略した。ほかの打席でも、いずれも初球から積極的に打ちに出て、確実にとらえるなど、今年の鳥谷は何かが違う。
  ◇  ◇
 マウンドには左腕・武田勝。鳥谷が、また初球を狙った。肩口から真ん中へ、甘く入ったスライダーを逃さない。低い軌道を保った打球は、そのままバックスクリーンへと突き刺さった。大歓声を背に笑顔なくダイヤモンドを駆ける姿に、確かな手応えと充実感が浮かんだ。
 左対左。昨季の不振を語る上で、1つのポイントに挙がる。対右投手では打率・304と安定した数字を残すも、左には・257と低迷。「左が嫌だとか、そう言ったことはあまり気にしてないです」と否定するが、年始に誓った「3番固定」を成し遂げるには、左腕克服は必須課題だった。
 八回の4打席目に見せたパワフルな一撃だけではない。この日は全打席である“変化”があった。
 「狙ったわけじゃないけど、どんどん打っていこうとは思っていました。4打席すべて凡打なら、もったいないと思ったかもしれませんね」
 先月27日から始まったオープン戦。テーマは『積極性』だ。投手の右左に関係なく初球ストライクを意図的に狙う。この日も初回、新外国人ケッペルのスライダーを中前に運ぶと、ニゴロに倒れた三回も初球打ち。六回、無死一塁で巡った打席でも、外寄りの140キロ直球を中前に運んでチャンスを広げた。
 「楽しいことなんて、一度もなかった」。昨シーズンを振り返ると、苦い記憶がフラッシュバックする。開幕から3番を任されるも、5月20日のソフトバンク戦で代打交代。以降は1番、7番、8番と打順を転々とし、鳥谷の不振とともにチームは低迷した。「プロ1年目もツラかったですが、違う意味で本当にしんどかった」。屈辱をバネにした原動力が、新選手会長の成長を支える。
 オープン戦6試合で18打数7安打4打点、左投手にも9打数3安打と安定した数字を残している。プレシーズンながら打率は・389の2位、2本塁打は3位タイと、リーグ上位の成績が並ぶ。
 2010年、関西での初めてのゲーム。鳥谷への声援は、打席を重ねるごとに大きくなった。「状態は毎日、日によって違う。きょうはたまたまです」と鳥谷。慢心はない。『3・26』開幕戦へ、チームリーダーが1歩1歩と前へ進む。




城島弾丸あいさつ!どやっ関西初見参

 「オープン戦、阪神3-4日本ハム」(9日、京セラ)
 魅せるべきところを心得ている。阪神・城島が虎の“本拠地”関西初見参、初打席であいさつがわりの二塁打。実戦初打席初本塁打、オープン戦初打席初安打に続き、移籍後3度目の“初舞台”でも、結果を出した。
 初回、2死一塁でケッペルの真ん中低めへの141キロツーシームを、迷わずに振り抜いた。打球は弾丸ライナーで左翼線を破り、滑り込むことなく二塁へ。新加入のスーパースターを受け入れるように、右翼席から大きな拍手が沸き起こった。
 そんな歓声に後押しされ、六回無死一、三塁の第3打席では「阪神ファンの(声援の)おかげでバットが出ていった」と初球、135キロのスライダーに食らいついた。結果はファウルだったが、常に直球を狙う城島にすれば予想外の一振り。カウント2‐0と追い込まれたものの、低めの変化球を見極め、スライダーに体勢を崩されながらも、左手1本で左翼へ犠飛を打ち上げた。
 オープン戦3試合連続安打、2試合連続打点と結果を出し続ける城島。一方で「追い込まれてからの2球をしっかり見逃せたのが収穫」と高いレベルで調整を続けている。キャンプ中、自身の状態について、必ず「調整を任せてもらっている以上、順調と言うしか答えはない」と返した。自己流調整を認められた中、ここまでのジョー流が間違っていないことを体現している。
 守備では下柳との呼吸を合わせた。また六回1死三塁では2球目に中腰になり、打者が見送れば三塁に“けん制”を投げるピックオフプレーを狙った。中田の遊ゴロで“未遂”に終わったが、これだけではない。本塁で糸井をタッチプレーに仕留めると、併殺を狙って一塁へ転送。そのスピードに、ブラゼルが反応できず、ベースに入るのが間に合わなかったが、どん欲にアウトをもぎ取ろうとする姿はさすがだ。
 約2週間後、同じ京セラドームで新天地の開幕を迎える。今はまだ序章。だが期待にたがわぬインパクトを残したことだけは、間違いない。




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球児連投も…開幕ダッシュへフル回転

 阪神の山口高志投手コーチ(58)が8日、甲子園室内で行われた投手指名練習後に、開幕直後から勝ち試合では藤川球児投手(29)をフル回転させる考えを示した。昨季は3、4月の登板がわずか5試合に終わった守護神が、今季はチームを開幕ダッシュに導く。
  ◇  ◇
 虎のロケットスタートは守護神に託された。山口投手コーチは藤川の起用方針について「勝ちゲームに関して、逃げ切りたいときは絶対に球児でいく。連投も彼の仕事やから」と明かした。
 昨季は開幕から試合展開のアヤもあって登板機会に恵まれなかった。3・4月は07年のクローザー就任後、最少の5試合に終わった。藤川も今季の開幕ダッシュへ「リズム良くいければ。いつも通り頑張ります」と語っており、調整面で登板間隔が開くのはベストではない。
 1週間以上開いた場合は調整登板も検討していくが「まずは球児が出る展開にしないといけない。球児までにつなぐ前の投手が大事になってくる」と同コーチは語気を強めた。守護神の登場機会が増えれば、確実にチームの白星に直結する。スタートダッシュを切るためには、メッセンジャー、江草ら中継ぎ陣の総力を結集し、“球児につなげ”が投手陣の合言葉になってくる。
 藤川自身も9日の日本ハム戦(京セラドーム)から実戦モードへ突入する。オープン戦の調整について同コーチは「連投はないけど、間隔を詰めて投げたいというのが球児の希望」と明かし、9日以降は中1日ペースでマウンドに上がっていく方針だ。メッセンジャーとの本番想定リレーも予定されており、残り約2週間で開幕へ向けた総仕上げを行っていく。
 この日は甲子園での指名練習に参加せず、休養して2月28日のオリックス戦(春野)以来となる実戦登板に備えた。守護神の大きな背中はチームに計り知れない勇気を与える。背番号22が幾度も君臨すれば、自然と開幕ダッシュは切れている。




矢野、11日オリ戦で今季初実戦

 満を持して今季初実戦だ。阪神・矢野燿大捕手(41)が、11日のオリックスとのオープン戦(京セラドーム)に先発出場することが8日、分かった。
 チームに与える安心感が違う。猛虎のベンチには、やはりこの男がいなければ始まらない。2010年ペナントを見据え矢野の調整が、いよいよ最終段階に突入する。
 今キャンプは古傷の右ひじなどの状態を見ながら入念に調整が重ねられたが、実戦出場への準備はすでに万端。オープン戦序盤は、新加入の城島に早期から実戦マスクをかぶらせたいとするチームへの配慮から、甲子園球場での調整を重ねてきた。だが、ローテ投手の登板が2巡目に入る11日から、ついにその封が解かれることになった。
 当日の先発予定はフォッサムで、もちろん初のバッテリー。「俺自身は仕事がキャッチャーやと思ってる。そういう意識を持って、しっかり守れるようにしたい。打つ方、走る方もしっかりやりたいね」。守備面はもちろん、打撃、走塁面についても万全の仕上がりを見せつける考えだ。
 出場機会の減少は必至の状況だが、攻守両面にわたる確かな技術と実績は、覇権奪回を目指すチームに不可欠。入念に重ねた準備が、ついに飽和点に達した。ペナント開幕を見据え、矢野がいよいよトップギアを稼働させる。




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昨日、今日のトラ記事

安藤が3回完全!開幕投手グイッ

 「オープン戦、阪神0‐1西武」(7日、倉敷)
 阪神・安藤優也投手(32)が7日、オープン戦・西武戦(倉敷)に先発。3回無安打4三振と、1人の走者も許さない完ぺきなピッチングを披露した。結果だけでなく、今季初めての対外試合の中で試したチェンジアップも、手応え十分。真弓監督も絶賛した内容で、開幕投手候補にふさわしい順調な仕上がりをマウンドで示した。
  ◇  ◇
 深まる自信と確かな感触を手離したくない。マウンドを降りる際、気が付けば、少しかじかむ右手をグッと握りしめていた。気温10度前後の寒さの中で、圧巻の9人斬り。今季初のオープン戦登板で、安藤が魅せた。3回無安打4三振。結果だけでなくチェンジアップの手応えも十分だ。
 「狙ったところにも、きちんと投げられたかなと。チェンジアップを試したかったので、空振りもとれたし打ち取ることもできた。僕にとって収穫がありました」
 初回を3人で抑え、続く二回だ。栗山とブラウンを空振り三振に仕留めて、G・G・佐藤を迎えた場面。オープン戦だから「試す」部分に、投手の「抑えたい」という本能がきれいに重なった。
 「(G・G・佐藤を)めちゃくちゃ意識した。向こうが全力でいくと言ってたので、おれも全力でいった」
  圧巻3連続K 法大の後輩G・G・佐藤と、試合前、ロッカーの前で偶然顔を合わせた。そこでの談笑の中で改めて確認した全力の対戦。抑えにいった勝負球で、選んだのが試投中のチェンジアップだった。
 「サインが出なかったんで、クビを振って。追い込んでからのバッターの反応が見たかった」と安藤。2‐2からの5球目、狩野がチェンジアップのサインを出さない中、クビを振ることで“要求”。外角に沈んだ132キロの「新兵器」で空を切らせた。狙い通りの1球で、3連続三振を締めくくった。
 三回は、2死無走者から大島を初球のチェンジアップで左飛に打ち取った。3回を投げて球数は36球。「1球で仕留められたらね。楽をしてはいけないけど。うまく使えれば、球数も減らせて良いペースでいけると思う」。キャンプで習得に励んだ新球は「省エネ」効果も十分だ。
 真弓監督も「コントロールはもともと良いし、今のところ申し分ないんじゃないか」と絶賛。開幕投手については「まだまだ決めてないよ。あと2回投げるし、その中で(能見も含めて)考える」と話し、安藤が能見と共に有力候補で変わりない。
 「(3年連続となる開幕は)目標は目標。そこを目指していきたい」と安藤。争う意識より、いかに自分を高められるか。足を止めることなく、前進を続ける。




能見、安藤に負けじと3回1失点

 「オープン戦、阪神0‐1西武」(7日、倉敷)
 “2年目のジンクス”など阪神・能見には当てはまらない。そう感じさせてあまりある投球内容だった。前日の雨天中止からスライドとなる形で、四回から3イニングを投げ2安打、1失点の結果も内容は上々。昨季、13勝を挙げた左腕が『今年もやってくれる』というところを虎党に印象づけた。
 登板した四回、先頭の片岡に安打を許し犠打などで2死三塁とされ、栗山に右越え適時打を許しはした。だが、これは球種別にストライクを取るという目的があったことが原因。五回、先頭のG・G・佐藤を128キロ、フォークで狙い通りの空振り三振に打ち取ると、その後の5打者を簡単に仕留めた。
 「正直、めっちゃ緊張したんですが、こんな感じですかね。ムダな四球もなくストライクも取れた。内野ゴロでしっかりアウトも取れました」。能見の横顔には自信が満ちあふれていた。






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