超個人的プロ野球観察日記

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桜井広大

桜井 広大（さくらい こうだい、1983年7月1日 - ）
阪神タイガース所属のプロ野球選手（外野手）。


経歴

プロ入り前
家族構成は父・母・兄。野球経験のある父の影響で、三上小3年の時に野球を始める。三上スポーツ少年団で滋賀県大会優勝。小学6年ですでに身長170cmに成長していた。野洲中時代は滋賀野洲ボーイズに所属し、関西選抜として世界大会3位。中3時に陸上競技の3種競技A（走高跳、砲丸投、100m）で県大会優勝。

1999年にPL学園高校に入学し、2年時に夏の甲子園に出場。部内暴力事件による1年間の対外試合禁止処分のため、3年時の甲子園には出場できなかった。高校通算28本塁打。PL学園時代の同級生には今江敏晃・朝井秀樹・小斉祐輔らがいる。

2001年のドラフト4巡目で阪神に指名され入団。阪神がPL学園選手をドラフトで指名したことは過去にもあったが、1985年の清原和博の1位指名をクジで外すなど、いずれも入団に結びつかないものであり、桜井はPLから大学・社会人を経由せず直接阪神に入団した初のケースとなった。

プロ入り後
入団1年目から二軍でクリーンナップを任されたように打撃面で大きな期待がかけられていたが、守備に不安があること、金本知憲、赤星憲広、桧山進次郎、濱中治ら一軍外野手の層が厚いこともあって、5年間も二軍暮らしに甘んじていた。2005年は二軍で打率.350、10本塁打、翌2006年も打率.291（ウェスタン・リーグ4位）、10本塁打を放ったが、一軍からは声がかからなかった。

2007年も二軍スタートだったが、打率.333と好調をキープし、濱中、今岡誠、アンディ・シーツら一軍の主力右打者が不振に陥ったため、5月18日にプロ入り6年目にして一軍デビューを果たした。初スタメンに起用された試合でプロ初安打を放って以降、高打率を維持し、準レギュラーの座を獲得した。左投手には.350近い打率を残し、8月はチームトップの5本塁打を打った。打率.281に対して得点圏打率.358、9本塁打のうちソロ以外の本塁打が6本もあった。同年活躍した若手として、庄田隆弘、坂克彦とともにSSSと呼ばれた。しかし、10月14日のクライマックスシリーズでプレー中にタイロン・ウッズと激突して左膝をケガ。左膝膝内症と診断され、その後はリハビリに費やすことになりフェニックスリーグへの参加を回避した。

2008年は前年以上に期待されるシーズンであり、開幕前から外野の定位置を争っていたルー・フォードの不振もあって、たびたび5番ライトで先発出場することもあったが、全く成績が振るわずその結果首脳陣の期待を裏切ることとなった。

12月3日、結婚したことを発表した。

2009年シーズン序盤は体調が不安定な赤星憲広の代役として１番・センターで出場する機会が多かった。4月12日には2007年シーズン以来となる本塁打を放つ。その後も好調を維持し、9月2日の対ヤクルト戦での守備の際に右太ももを負傷し離脱するものの、9月13日に1軍に復帰し、9月20日には自身初となるシーズン2桁本塁打を放った。最終的には、規定打席には届かなかったものの初の打率3割越えを果たし、12本塁打42打点と活躍した。

人物
ワイルドな風貌とは裏腹に下戸であり、煙草も吸わない。

非常に筋肉質で、高校3年の時にベンチプレス120kg、背筋力280kg、握力70kgを記録している。入団時の計測では、胸囲110cm、太もも周り64cm。遠投110m、100m走11秒06。

背番号
51（2002年 - ）

表彰
JA全農Go・Go賞　2007年8月（最多二・三塁打賞）

個人記録
初出場：2007年5月18日、対横浜ベイスターズ6回戦（阪神甲子園球場）、8回裏に久保田智之の代打として出場
初打席：同上、8回裏にマーク・クルーンの前に三振
初先発出場：2007年5月19日、対横浜ベイスターズ7回戦（阪神甲子園球場）、8番・中堅手として先発出場、3打数1安打
初安打：同上、5回裏に土肥義弘から右前安打
初打点：2007年6月16日、対千葉ロッテマリーンズ3回戦（千葉マリンスタジアム）、9回表に小林雅英から右翼フェンス直撃の2点適時二塁打
初本塁打：2007年7月11日、対読売ジャイアンツ11回戦（東京ドーム）、5回裏に久保裕也から左越3ラン


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COM(0)TB(0)EDIT 2000.01.11

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