超個人的プロ野球観察日記

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江草仁貴

江草 仁貴（えぐさ ひろたか、1980年9月3日 - ）
阪神タイガースに所属するプロ野球選手（投手）。


プレイスタイル
最速148km/h、平均140km/h前半の速球と味方スコアラーがスライダーやフォークボールとチャートに記録してしまうほどのツーシームファストボールを軸に、投球間隔を空けずに投げ込むテンポの良さが持ち味。サウスポーには珍しくフォークが得意で、実戦では他にスライダーもよく投げる。

先発投手とリリーフの両方をこなせる器用さも特徴。

反面、コントロールは荒れ気味で、四球や暴投が多い。

経歴
広島県福山市出身。盈進高校から一般入試で専修大学に進学。3年生までは登板機会に恵まれなかったが、4年春の東都大学野球連盟2部リーグで5勝無敗の成績を残してMVPを獲得し、1部昇格の原動力となった。2部リーグ通算5勝0敗、1部リーグ通算1勝3敗。

2002年のドラフトにおいて自由枠で阪神に入団。

2003年9月21日の読売ジャイアンツ戦でプロ初登板。翌2004年はプロ初先発も経験し、9試合と少ない登板数ながら防御率2.76を記録。

2005年シーズン当初は敗戦処理要員だったがツーシームを武器に頭角を現し、ロングリリーフもできる貴重な中継ぎ左腕として、リード時、ビハインド時を問わずフル回転してチームの優勝に貢献した。5月6日の北海道日本ハムファイターズ戦で3番手で登板、プロ初勝利を挙げた。この時「僕でいいんですかね」とコメントしている。同年は同僚のジェフ・ウィリアムスによって、桟原将司、橋本健太郎の2人と併せてSHEと命名された。しかし日本シリーズでは第2戦の8回にベニー・アグバヤニが打席に立っていた際、シリーズ1試合最多記録、シリーズ1イニング最多記録となる1打席3暴投を記録するなど活躍できなかった。

2006年より先発に転向したが、抑えの久保田智之が骨折して離脱したことに伴い、シーズン途中に中継ぎに再転向した。再転向後は精彩を欠き、登板機会が減った。先発では日曜日の試合に登板することが多く、「サンデー江草」と呼ばれた。また捕手との相性の関係で、主に浅井良とバッテリーを組んでいた。同年12月1日に入籍。

2007年は同じ左腕の井川慶が移籍退団したこともあり先発でスタートする予定だったが、最初の先発登板となるはずだった試合が雨で流れ、以降中継ぎでの登板になった。しかし、シーズン当初からビハインド時、同点時、リード時問わず登板し、JFKへのつなぎ役などとしても活躍した。最終的に50試合に登板して5勝0敗、防御率1.95の好成績を収めたが、契約更改では推定700万円（約27%）のアップを提示され保留、マスコミに対し「誰とは言わないが野手でポンと上がっている選手がいる」とコメントするなど、リリーフ投手に対する球団の査定方法に疑問を呈した。最終的には3度目の交渉で合意。

2008年は前年に続き、中継ぎで2年連続50試合以上登板し、安定した成績を残した。

2009年も引き続き中継ぎとして62試合に登板して安定した成績を残すが、終盤は四球や痛打を受ける場面が多かった。

人物
昔のあだ名は「えぐまん」。

同年齢で同期入団の杉山直久と仲が良く、オフにTV出演した際に杉山の性格について「ちょっとおかしいですよね」と冗談混じりにコメントした。他にも寮住まいの頃には「ストレスの発散は杉山の部屋でゲームをすること」と言ったり、その後も「杉山の家で鍋を食べさせてもらった」と雑誌のインタビューで答えたりしている。

テーマ曲はアニメ『獣神ライガー』のオープニングテーマ「怒りの獣神」。

2009年3月22日、旧広島市民球場で行われたオープン戦にて、9回裏にリリーフ登板。実はこの試合が、同球場の最後の試合であり、広島出身である江草が、最後に同球場のマウンドに立った投手となった。

背番号
26（2003年 - ）

個人記録
初登板：2003年9月21日、対読売ジャイアンツ戦（東京ドーム）4回にリリーフ登板
初勝利：2005年5月6日、対北海道日本ハムファイターズ戦（札幌ドーム）7回2死からりリーフ登板
初完投：2006年4月16日、対広島東洋カープ戦（阪神甲子園球場）



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COM(0)TB(0)EDIT 2000.01.11

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