超個人的プロ野球観察日記

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大嶺祐太

大嶺 祐太（おおみね ゆうた、1988年6月16日 - ）
千葉ロッテマリーンズに所属するプロ野球選手（投手）。
愛称は「ゆうた」。血液型はA型。
グラブには石垣島の形の刺繍が施されている。


来歴・人物

プロ入り前
石垣島生まれ。小学二年の時「八島マリンズ」で三塁手として野球を始め、中学では硬式野球「八重山ポニーズ」で世界大会3位になった。同じ沖縄出身の新垣渚（ソフトバンク）を見て、プロを目指した。

小学時代より指導を受けた伊志嶺吉盛の強い勧めで八重山商工全日制を受験するが不合格となったため、二次募集で合格していた定時制に進学。二年次に全日制へ編入。

2006年春（選抜大会）・夏（選手権大会）の甲子園連続出場を果たし、八重山商工の快進撃の原動力となった。特に、春の大会では17奪三振を記録している。夏の甲子園では大会最速151km/hのストレートを記録している。打線ではクリーンナップの5番打者におかれ、打撃面でも期待されていた。

ドラフト前の予想では相思相愛の福岡ソフトバンクの単独一位指名が予想されていたが、千葉ロッテが強行一位指名し、交渉権を獲得してしまう。その結果大嶺本人も戸惑うこととなり、破談も予想されたが、2006年11月27日に石垣市内で契約を結んだ。大嶺本人が最初に下した決断は1年浪人であったため、入団決定までに長い時間がかかった。

投手が背番号1を付けるのは、球団としては1981年の愛甲猛以来の事であり、プロ野球全体では谷中真二（阪神）以来。

プロ入り後
2007年
2月26日、プロ初実戦の練習試合・楽天戦で同級生の田中将大相手に投げ合い、2回4失点KOされた。4月15日のイースタン・リーグ楽天戦で150km/hを出し観客を驚かせた。
当初はファームでじっくり育成される予定だったが、先発ローテーションの一員である小野晋吾がわき腹を痛めたために、急遽4月30日の西武戦でプロ初先発。4回0/3を投げて7安打5失点で勝敗はつかなかったが、アレックス・カブレラに詰まった当たりながら本塁打されるなど、ほろ苦いデビュー戦となった。
2008年
5月10日よりブログをはじめる。
セ・パ交流戦で中継ぎとして一軍登板。7月から先発登板をする。好投しても打線の援護が得られなかったり、疲れが見えたところで打ち込まれるなど、勝ち星に恵まれない状態が続いていたが、7月24日の対日本ハム戦で6回を投げ、被安打4・四球2・失点2でプロ初勝利をあげた。なお、この試合の敗戦投手はダルビッシュ有。試合後のインタビューで「石垣島から（日本プロ野球の本拠地として）最も離れた札幌ドームで初勝利をあげられて､とてもうれしい」と語った。また「後輩の唐川が頑張っていて、彼の存在が刺激になっていた。」と答え唐川が先に一軍で活躍したことで大きく発奮した。
成人したこの年、オリオンビールの「リッチ」のCMにボビー・バレンタイン監督、ボクシングの具志堅用高と共に出演した。
この年のフェニックスリーグには、一歳年下の後輩唐川侑己と共に、高卒ルーキー二年目としては異例の参加免除となった。
2009年
自ら和田毅に頼んで和田と藤岡好明と岩崎翔と共に一緒に自主トレを行った。
沖縄県警察が広報に使う防犯ポスターに抜擢される。過去には沖縄出身の女優が起用されてきたが、男性の起用はこれで初めてとなる。
5月13日の対ソフトバンク戦では6安打を許したのみで、10日の唐川侑己に続いてプロ初完封を果たす。試合後のヒーローインタビューでは「今日は監督の誕生日だったんでどうしても勝利という形で監督にプレゼントしたかったんで。それが完封という形でできて本当に良かったと思います。」と答え、ウィニングボールも監督へ贈った。
シーズン全体では打ち込まれるシーンも目立ったが、先発の一員として5勝を挙げた。
10月のドラフト会議では実弟の大嶺翔太が３位でロッテから指名を受ける。

記録
初登板・初先発：2007年4月30日、対西武ライオンズ8回戦（グッドウィルドーム）、4回0/3、5失点
初奪三振：同上、3回裏にアレックス・カブレラから
初勝利・初先発勝利：2008年7月24日、対北海道日本ハムファイターズ17回戦（札幌ドーム）、6回2失点
初完投・初完封：2009年5月13日、対福岡ソフトバンクホークス8回戦（北九州市民球場）、被安打6

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COM(0)TB(0)EDIT 2000.11.12

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