超個人的プロ野球観察日記

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本日のトラ記事

新メニュー完成『城島チバリヨ～丼』

　阪神のキャンプ地・宜野座球場隣接の売店「パーラーぎのざ」が６日、新メニューを考案した。最大の目玉は城島健司捕手（３３）新加入を記念した「城島入団記念！阪神チバリヨ～丼」（５００円）だ。また、球場周辺で警備員増員など、厳戒態勢でＶ奪回へ全面サポートを決定。２月１日のキャンプインを前に宜野座の街はジョーフィーバーで沸き返っている。
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　阪神がキャンプを張る宜野座周辺では、２０１０年の寅（とら）年を迎えて熱く盛り上がっている。改修工事や警備員の増員…。選手宿舎や球場周辺も、２月１日のキャンプインを前に着々と準備が進む。宜野座球場隣接の売店『パーラーぎのざ』では、早くも新メニューが完成した。
　発売が決まった目玉商品は『城島入団記念！阪神チバリヨ～丼』。毎年、新商品を考案する同店には「城島をモチーフにした食べ物をぜひ作って欲しい」と、ファンの要望が多数寄せられていた。熱烈な虎党の声に応え、完成したのがこの一品。Ｖ奪回のカギを握る男の入団に、周囲の期待は大きい。
　「沖縄では祝い事には料理で必ず豚を使います。城島選手が入団しましたので、阪神が“トントン”拍子に優勝することを願って作りました」
　同店の新里玲奈店長（２８）が制作の経緯を説明した。沖縄で豚は一番の縁起物。一般的に「ひづめと鳴き声以外は全部食べる」と言われるほど、一頭の豚を文字通り、頭から足先まで料理に使う。盆や正月、子供の誕生など、お祝い事には必ず絶品の豚肉料理が並ぶ。
　丼の中には城島入団を祝い、沖縄産の豚が所狭しと敷き詰められている。さらには「釣り好きの城島選手をイメージ」して、真ん中にはサケのフレークがぎっしり。ボリューム感たっぷりで値段も５００円と低価格。２０１０年にふさわしくＶ奪回を祈願した、縁起の良い一品となった。
　「『チバリヨ～』は沖縄の方言で『頑張って』の意味です。寅年なんで遠慮なく、日本一を目指して頑張って欲しいです」と新里店長。宜野座では一足早く、城島フィーバーが巻き起こっている。キャンプ地でしか味わえない城島丼。虎党のみなさん、寅年Ｖを祈願して、ぜひご賞味あれ。

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球児 アラフォーになっても火の玉や！

　阪神・藤川球児投手（２９）が、今季から金本、下柳へのサポートで知られるファイテン社とアドバイザリースタッフ契約を結ぶことが６日、分かった。不惑を過ぎても一線級で活躍する両ベテランのノウハウを早期から吸収。同社から体のケアや栄養管理面などの徹底サポートを受け、火の玉ストレートの長寿化を図る。
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　４０歳を過ぎても、あの火の玉ストレートを-。１０年後を見据えたケアで、衰え知らずの肉体を作り上げる。金本、下柳の鋼の肉体を支えるノウハウが、そのまま猛虎の守護神に注ぎ込まれることになった。
　日ごろから「将来を考えた体作りをしていきたい」と話す球児。体のケアや栄養管理への関心は深く、以前から独学でアンチエイジングに関する知識を吸収していた。昨季も血液検査、サプリメントなど私的に同社からのサポートを受けていたが、今季からは体調管理を本格化させることを決意。同社の全面サポートを受けながら、長期的視野に立った体作りを目指すことになった。
　定期的な血液検査により、栄養状態をリアルタイムで把握。状況に応じたサプリメントの摂取などで体調管理を行う。このほか、長年にわたって各種アスリートのパフォーマンス向上をサポートし続けた同社独自のシステムにより、日ごろのケアも徹底する。
　球児はこの日、福原、桜井と大阪市内のホテルで行われた新春トークイベントに出演。「選手も入れ替わるし、今いるベテランがいる間にどうしても勝ちたい」と１勝にこだわる考えを明言。先輩選手への尊敬の念をにじませながら、優勝にかける熱い思いを語った。
　昨季はチームの不振に伴い、登板試合数も減少したが「今年は１試合でも多く投げたい」とフル回転に意欲。０５年に記録した自己最多の８０試合登板についても「そうなれば勝てるチャンスも増えるということ。気力や体力は年とともに充実してきている」と自信をのぞかせた。
　「投げる試合が増えるように、みんなに引っ張り出してもらいたい」。心身両面の充実を感じる今、今季に並々ならぬ手応えを感じる。そしてそんな今だからこそ、守護神は先を見据える。

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ドラ５藤川俊『１日６食』増量作戦！

　阪神ドラフト５位の藤川俊介外野手（２２）＝近大＝が６日、奈良県生駒市内の近大グラウンドで自主トレを公開し、体重アップで開幕１軍を目指す考えを明かした。入団交渉の長期化で心労が重なり、一時は体重が５キロ減。「早く体重を戻して、キャンプでアピールしたい」。走攻守３拍子そろった即戦力候補は、１日６食の増量作戦で「ポスト赤星争い」に挑む。
　寒風吹きすさぶ中、ランニング、ティー打撃などで充実の汗を流した。「調整は順調にきています。ただもう少し体重が戻れば、走力もスイングの力も増すと思う」。
　３位以内ならプロの条件で内定を受けた東邦ガスか、阪神入りかで苦悩した影響で減った体重は３キロ戻った。だがまだベストの７１キロに２キロ足りない。ここをクリアできれば、１軍切符も近づくと藤川俊は信じている。
　年末に広陵高の先輩でもある上本とともに野原祐と食事をする機会があった。「野原さんは食べる量もスピードもすごかった。カロリーを考えた食事なども教わりました」。“虎のおかわり君”の助言を生かして、練習の合間におにぎりなど炭水化物を摂取。１日６食の日々を送っている。
　５０メートル５秒９６の俊足と、遠投１２０メートルの強肩にはポスト赤星の期待がかかる。「すごい方々が付けていた背番号７が似合っていると言われるように頑張りたい。自信のあるセンターで勝負したいです」。必ず体重アップで力強さを増して、中堅争いに加わってみせる。

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江草 １５０キロ超え＆最優秀中継ぎ狙う

　阪神・江草仁貴投手（２９）が６日、三重県津市内のトレーニング施設で自主トレを公開した。日本ハム・ダルビッシュのフォームを参考に、１５０キロ超えと最優秀中継ぎ投手のタイトル獲りを目指すことを誓った。
　アッチソンとウィリアムスが抜け、昨年まで以上の活躍が求められる。その重責を果たすためにも今年こそ１５０キロ直球を身につけたい。そのヒントはダルビッシュだ。「ひじの最後の使い方が違う。リリースポイントを前にする」。前日に同施設の瀬戸口院長とともにパソコンで右腕の動作をチェックし、フォーム研究に取り組んだ。
　「目標は優勝。（タイトルは）考えたことないけど、形に残るものを目標にやるのもいい」と表情を引き締めた。藤川や久保田が獲得してきた最優秀中継ぎ投手のタイトルも視野に入れる江草がＶ奪回を狙う。

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桜井 プロ初「開幕スタメン」を宣言

　阪神・桜井広大外野手（２６）が６日、大阪市内のホテルで行われたトークショーに出演前、取材に答え、プロ初の開幕スタメンを今季の目標に掲げた。昨季は規定打席不足ながら打率．３０２、１２本塁打、４２打点。「去年以上の成績を残したいですし、開幕スタメンを目指したい」と明言した。
　準備は怠らない。オフもバットスイングを欠かさず下半身を強化。１２日からは場所を沖縄に移し自主トレを行う。「水落（打撃投手）にも来てもらうし１球でも多く打ちたいし、１球もムダにせず練習したい」。スパイクを履いての走塁練習を始める予定で「２月１日にはマックスの状態でいきたい」と意気込む。
　赤星が引退したこともあり、外野のレギュラーも本気で獲りにいく気でいる。そのためにまず開幕スタメンを勝ち取る。桜井の視線は早くもギラついていた。

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沼沢本部長「少し進展」代理人と交渉

　阪神・沼沢正二球団本部長は６日、恒例のマスコミ各社年始あいさつを急きょ取りやめた。未更改選手の代理人に対して交渉を行ったため。「少しは進展がありました」。未更改は金本、下柳、藤川、鳥谷と久保の５選手。２月のキャンプインまでに合意できなければ自費キャンプを選手に強いることになる。今月中の更改を目指しているが「自費キャンプは避けたいが、譲れないところもある」と話した。

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COM(0)TB(0)EDIT 2010.01.07

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