超個人的プロ野球観察日記

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金本選手の連続フルイニング出場途切れる。そして…

金本知憲選手の１９９９年７月２１日から続いていた世界記録の連続試合フルイニング出場が１４９２試合でストップしました。



八回には代打で出場し９８年７月１０日から継続している連続試合出場は１６３８に伸ばしはしましたが…

偉大な記録を継続し続けてきた金本選手には敬意を持ちお疲れ様でした。

といいたいと共に、これからも頑張って下さいという気持ちでいっぱいです。

過去には骨が折れてても試合に出続けた選手ですので、少々の事では休もうなんて考えないでしょうし、

首脳陣に「いけるか！？」と聞かれて「いけません」なんて口が裂けても言わないでしょう。

今回の決断は本人からとの事ですが、先日の返球の状況等を鑑みて、痛み云々よりチームプレーへの影響を痛感したのではないでしょうか。

当然、プレー以外での精神的な部分への影響も多分にあるとは思いますが、そこをどうこう言ってしまうと、

遠まわしに試合に出ている選手が半人前であると言う事になってしまいますので言わないでおきたいし、

言わなくて良い様な成績、結果を残してほしいと思います。

今後の試合で中途半端な結果を出してしまうと苦渋の決断を無にしてしまう。

「記録優先で試合に出て負けるのも一緒やん」なんて事にならない様にしてもらいたいですね。


理由や敬意はどうであれ、連続試合出場の記録はまだ継続しているワケでそれが今後はどの様な形で進行されるのか!?

はたまたもう途切れてしまうのかは今後の阪神の試合状況如何なのか!?

それとも監督がどういう場面であっても機会を作るのか!?

阪神は好きだけど今の阪神(勝利より記録を優先するフロントの意向、それに抗えないチーム幹部)は嫌い。

なんて事にならない様にだけして頂きたいと思います。

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野村克也氏「金本に直言できる人間がいない」

　阪神の金本知憲外野手（４２）は１８日、横浜スタジアムでの横浜５回戦で先発メンバーから外れ、１９９９年７月２１日から続いていた世界記録の連続試合フルイニング出場が１４９２試合でストップした。今季は、右肩痛もあって前日まで打率・１６７と低迷し、守備でも精彩を欠いていた。金本は八回に代打で出場。９８年７月１０日から継続している連続試合出場は１６３８に伸ばした。サンケイスポーツ専属評論家の野村克也氏、江本孟紀氏、若松勉氏からコメントが寄せられた。
　◆サンケイスポーツ専属評論家の野村克也氏　「いまの阪神には、金本に直言できる人間がいない。それが最大の問題だろう。真弓監督では指導者のキャリアが浅いこともあって、チームの功労者への遠慮が出てしまうからだ。だから結局、金本自身が自分で判断しなければならなくなる。人間が自分を評価するときには、「欲」が入る分だけ正しい評価はできない。だからこそ監督、コーチの直言が必要なのだ。私は捕手だったから、肉体の衰えを経験や知識でカバーできた。「二塁へ送球が届くうちはやれる」と言い聞かせ続けた。ただ外野手は脚力、肩が必要で、万全でなければ味方の足を引っ張ってしまう。まずは故障を治すことだ」
　◆サンケイスポーツ専属評論家の江本孟紀氏　「大台の記録がかかっていながら、最後は自分で判断したんやから“金本も男やった”ちゅうことやね。“迷惑をかけた”という気持ちを行動で示したんやから、チームには好影響を与えると思うよ。これでいっそう、真弓監督の手腕が問われることになる。金本に縛られる必要がないんやから、真弓カラーをもっと打ち出して打順を組み、さい配を振わなければいかんようになる。その意味では監督、選手ともに金本に甘えられないし、“自立”が求められるようになるやろね」　
　◆サンケイスポーツ専属評論家の若松勉氏　「私も右肩のじん帯が切れたまま出場を続けたことがある。それは当時の監督に“投げられなくてもいい”と頭を下げられたためだった。金本も打撃だけなら、左腕の押し込みでカバーしながら、だましだまし打席に立てるだろう」

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阪神、金本の記録をギネス登録検討へ

　阪神の沼沢球団本部長は１８日、連続フルイニング出場が１４９２試合で途切れた金本について、記録の試合数が確定したことからギネスブックへの登録申請を検討することを明らかにした。
　同本部長は「走攻守、それに加えて強靱（きょうじん）な肉体と精神力がないとできないこと」と偉業をたたえ「偉大な記録をつくった金本選手がタイガースの一員であることを本当に誇りに思います」と話した。

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金本の記録ストップに球界全体が驚き

　阪神・金本の連続試合フルイニング出場がストップしたことに、球界全体から驚きの声が聞かれた。


阪神・星野仙一シニアディレクター
「痛みを我慢できなかったということよりも、チームに迷惑を掛けることに我慢できなかったんじゃないかな。野球とベースボールが続く限り、誰にも破られない最も偉大な記録だよ」
阪神・坂井信也オーナー
「金本選手の偉大な記録が途絶えたことに大変驚いております。本当に残念としか言いようがありません。記録は途切れましたが、右肩をしっかり治して引き続き活躍してもらいたいと思います」
衣笠祥雄氏
「金本選手が（阪神に）移籍した当時は、いい選手はいるけれど故障も多いチームだった。自分が出続けることで周囲も発奮し、優勝することができた。金本選手が大切にしている部分に疑問を感じ始めたから自分で決断したのだろう。よく頑張った」
オリックス・岡田彰布監督
「１週間前に電話で話した時に「絶対休むな」と言って（金本も）「分かりました」と言っていたのにな…。事情がどういうことか分からんからな」
達川光男氏（元広島監督）
「野球選手にとって無遅刻、無欠勤、無早退は一番素晴らしいこと。走攻守三拍子そろっていなければ実現できない。金本だからこそ記録を伸ばせたと思う。けがを治して、早くベストなプレーを見せてほしい」
広島・野村謙二郎監督
「彼の一番の目標で、体がきつい中でも支えになった部分だと思う。抜く人は出てこないと思うし、同じ釜の飯を食った人間として、気を落とさずに頑張ってほしい」
巨人・原辰徳監督
「数字そのものとしては、（途切れたのは）残念。チームにとっても本人にとっても、ベストを目指すという方針の中でのことでしょう」
日本ハム・梨田昌孝監督
「少々の痛みにも耐えられる人がギブアップしたから、相当痛かったと思う。現役をやめるわけじゃないが、よく頑張った」
ソフトバンク・王貞治会長
「外野手として万全でないと、自分の決断をしたということだろう。選手は記録のためではなく、チームの勝利、ファンの期待に応えるためにやっている。野球人としては正しいジャッジをしたのではないかと思う」
山本浩二氏（元広島監督）
「状態が万全ならいいのだが…。早く治ってほしい」
ソフトバンク・小久保
「今後は破られることのない記録だと思う。プロ野球のいろいろな記録の中で、一番すごいものだと感じている」
中日・岩瀬
「とんでもない記録。僕らには到底考えられない。いつかは途切れる時が来るから」
巨人・小笠原
「記録は止まったけど、これで終わりじゃない。試合に出続けるというのは見習っている。すごいという次元の話ではない」
巨人・ラミレス
「詳しくは分からないが、自分で決めたのでは。いい選択だったと思う。記録は誰も破れない」

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阪神・矢野「新しいカネ見られると思う」

　（セ・リーグ、横浜４－８阪神、５回戦、阪神３勝２敗、１８日、横浜）阪神・金本、下柳とともに１９６８年トリオを形成する矢野は、偉大な記録ストップの試合を、金本と同じベンチで過ごした。
　「彼のフルイニングは、個人のためでなく、チームの勝ちに貢献したい気持ちが強かったのだと思う。カネにしかできないことだし、カネだからこういう決断をした。残念だけど、新しいカネも見られると思うよ」
　自身は出番はなかったが、再出発する盟友にエールを送った。

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阪神・城島「選手としては少し寂しいです」

　（セ・リーグ、横浜４－８阪神、５回戦、阪神３勝２敗、１８日、横浜）阪神・城島が３点リードの九回無死満塁から、左犠飛を放ち、トドメの８点目をたたき出した。金本のベンチスタートで、移籍後初めて５番に座ると４打数２安打１打点。「改めてすばらしい大記録だと思います。選手としては少し寂しいですが、金本さんの勇気ある決断。周りがどうこう言えることじゃない」と話した。

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阪神・星野ＳＤ「来てしまったのかと…」

　阪神・金本の記録ストップに、阪神の星野仙一オーナー付シニア・ディレクター（６３）は１８日、感慨深げにコメントを寄せた。
　「最初聞いた時には、ついにその時が来てしまったのかと…。でも、本人が一番思うところがあるだろう。調子が悪いとかじゃなく、けがだからね。これまではいろいろなけがを乗り越えてきた男だが、痛みを我慢できなかったということよりも、チームに迷惑をかけることが我慢できなかったんじゃないかな」
　自身が監督２年目の２００３年、ＦＡ宣言した金本を三顧の礼で阪神に迎え入れただけに、「これまでカネには歴代の監督がどれだけ助けられたことか。この記録は野球とベースボールが続く限り、誰にも破られない最も偉大な記録だよ」。
　本人にかける言葉は？　と問われると「それは本人に直接言わせてくれ」と、熱きねぎらいの言葉はグッと飲み込んだ。

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COM(0)TB(0)EDIT 2010.04.19

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