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岩田おかえり!226日ぶり実戦復帰
「フェニックス・リーグ、阪神3-8巨人」左ひじ変形性関節炎のため、実戦から遠ざかっていた阪神・岩田稔投手(26)が26日、宮崎でのフェニックスリーグ最終戦・巨人戦(久峰)で先発。3月14日の教育リーグ・中日戦(鳴尾浜)以来、226日ぶりの実戦復帰となった。結果は3回7安打4失点と振るわなかったものの、来季完全復活へ向け、確かな一歩を踏み出した。
◇ ◇
帰りのバスへと向かう階段を下りながら、岩田はかみしめるように話した。「試合で投げるのはいいなあと思いました」。226日ぶりの実戦登板。本音が漏れた。
文字通り“今季最終戦”となった巨人との一戦。ラストを飾るにふさわしい男が、マウンドに帰ってきた。チームも、虎党も、誰もが待ちわびた瞬間だった。
緊張の面持ちで球場入り。それでも、マウンドには堂々と歩を進める。初回、3安打を浴び2点を先制されると、二回も3連打を許し2失点。変化球のコースが定まらず、抜けたボールを痛打された。だが中西2軍投手コーチが「何球かしかなかったが、力があった」と評する直球の最速は145キロを記録。三回には2死一、三塁のピンチを招いたが、鬼屋敷を直球で空振り三振に仕留め、心地良さげな表情でマウンドを降りた。
3月23日に「左ひじ関節形成術及びじん帯修復術」を受け、まだシャドーピッチングもままならなかった5月末。プロ初勝利を挙げた鶴に「おめでとう。良かったな」と祝福の電話を入れた。年齢は違えど、鶴とは05年度ドラフトの同期入団。鳴尾浜での下積み時代をともに過ごし、食事に誘うなど、かわいがってきた。苦しんだ末の白星が自らに重なる。我がことのようにうれしかった。
その一方で、1軍で一緒に祝えないもどかしさもあった。「正直、なんで自分はここにいるんだろう、って。モチベーションが上がらなかったことも何度もある」と岩田は話す。そのたびに、妻・美佳さんや権田トレーナーら、自分を支えてくれる人のことを思い出した。「裏切ることはできない」。折れそうになる心を、必死につなぎとめた。
完全復活へ向け、今後は31日から安芸で行われる秋季キャンプにも参加する見通しだ。中西コーチは「ひじの状態と相談しながらだが、1、2回は多めの球数を投げ込むことが必要」と注文。岩田も「来季につなげられるようなキャンプにしたい」と意欲を見せた。
雨のため3度流れた復帰マウンド。「明日、自分の体がどういう反応をするのか」と不安をのぞかせながらも「結果より、最後に投げられたのは大きかった」と手応えを口にした。
果てしない闇などない。来季、6年ぶりのV奪回を目指す猛虎とともに、岩田は必ず、光の差す場所へ戻ってくる。
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