超個人的プロ野球観察日記

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高木晃次

高木 晃次（たかぎ こうじ、1968年5月10日 - ）
プロ野球選手（投手）。
2009年開幕時点で、阪急ブレーブスに在籍したことのある現役選手は、北海道日本ハムファイターズの中嶋聡と高木の2人だけである。
高木は仲の良い選手に中嶋の名を挙げている。
「連続敗戦なし」のプロ野球記録保持者（2008年シーズン終了時点で152試合）。



来歴・人物
1987年、横芝敬愛高校からドラフト1位で阪急に入団。4年目の1990年に速球を武器に一軍に定着し、主にリリーフとして活躍する。しかし、以降は制球に苦しみ、低迷が続いた。1993年オフにオリックスから馬場敏史とのトレードでダイエーに移籍するが、ダイエーではほとんど登板機会が無く1997年に戦力外通告を受ける。ヤクルトに移籍した1998年はワンポイント・リリーフを中心に24試合に登板。復調の手応えをつかむと、翌1999年には上手と横手を投げ分ける投球術で先発に定着。8年ぶりの勝利を挙げ、3完封を含む年間で9勝をマーク。規定投球回数にも初めて到達した。しかし、翌年から再び低迷し、2001年に2度目の戦力外通告を受け、その後入団テストに合格し2002年にロッテに移籍した。

ロッテでの初めの数年は時折先発もしたが、2006年以降はビハインドでのロングリリーフや早い回での1イニング登板、左のワンポイントなど中継ぎとしてさまざまな局面で登板。重宝される存在となる。21年目の2007年に初めてFA権を取得。すなわちプロ生活の半分以上を二軍で過ごしており、このような選手が20年以上も現役を続けていることは非常に珍しい。同年は藤田宗一の故障、不調もあり、自己最多を1試合更新する43試合に登板した。同年のパ・リーグクライマックスシリーズ第2ステージ第2戦では、ふくらはぎの痙攣で降板した小林宏之をリリーフし、勝利投手となった。

2008年3月23日の対北海道日本ハムファイターズ戦では、1990年7月11日の福岡ダイエーホークス戦以来、18年ぶりにセーブを記録。翌24日の対福岡ソフトバンクホークス戦では通算300試合登板を達成した。同年も左のワンポイントなどに重用され、前年の自己最多に並ぶ43試合に登板。小林雅英や薮田安彦らの移籍で手薄になったリリーフ陣を支えた。

近年の投球スタイルは、サイド気味の左腕から140km/h中盤の直球を主体にスライダーやカーブを織り交ぜるもの。プロ22年目と高齢ながら、直球は140km/h後半に達することもあるなど非常に威力があり、投球の生命線となっている。横手投げや上手投げも交え、投げる角度を変えて相手を幻惑するというベテランらしい投球術も見せる。

千葉マリンスタジアムで販売されているマッチ･カード･プログラムの4コマ漫画で球速の速さをネタにされたことがある（渡辺俊介からドラクエ風に「たまのはやさ」をもらっているというオチ）。

阪急・オリックス、ダイエー、ヤクルトでの15年間は一軍で白星を挙げたのは4年しかなかったが、ロッテに入団後は2007年まで毎年白星を挙げた。また、2004年7月18日の対日本ハムファイターズ戦に先発し、敗戦投手となったのを最後に、7月25日の対福岡ダイエーホークス戦での救援登板（勝敗付かず）から黒星がついておらず、2008年4月3日の対東北楽天ゴールデンイーグルス戦での救援登板（勝敗付かず）で、清川栄治の持つ「114試合連続敗戦なし」を抜いて、プロ野球新記録を樹立した（しかし、清川がプロ入りからの記録（当時）であるのに対し、高木は敗戦投手を経験していたのでほとんど話題にならなかった）。

2009年10月1日、3度目の戦力外通告を受ける

記録
初登板・初先発：1987年10月18日、対南海ホークス26回戦（西宮球場）、4 2/3回2失点
初奪三振：同上、1回表に加藤英司から
初勝利：1990年6月5日、対福岡ダイエーホークス8回戦（平和台球場）、4回裏に救援登板・完了
初セーブ：1990年6月12日、対ロッテオリオンズ8回戦（山形県野球場）
初完投勝利・初完封勝利：1999年5月12日、対阪神タイガース8回戦（阪神甲子園球場）
初ホールド：2005年5月4日、対東北楽天ゴールデンイーグルス7回戦（千葉マリンスタジアム）
登板機会連続無敗：152試合（2004年7月25日、対福岡ダイエーホークス20回戦（福岡ドーム） - ）※継続中、記録は2008年シーズン終了時

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COM(0)TB(0)EDIT 2000.11.09

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