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ブログ更新者⇒ドカント
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2010年01月18日 の記事一覧

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ここ数日のトラ記事

恩師・若菜氏がゲキ「矢野から盗め」

 阪神OBで、ダイエー時代にバッテリーコーチとして城島を育てた若菜嘉晴氏(56)が16日、佐世保市内で自主トレを積む教え子を激励に訪れた。
 城島の自主トレを視察し「去年よりも体は仕上がっている。心に余裕もある」と太鼓判を押した若菜氏。柳川商の同級生で、79年の「世紀のトレード」の際に同じくクラウンから阪神に移った間柄の真弓監督には「4番だけは打たしてくれるな。勝つためにも」と仰天アドバイスを送ったことを明かした。
 理由として「楽なところで走者をかえすのが一番いい」とポイントゲッターとしての資質を強調。さらに「今は打つことよりも投手陣をどう立て直すかが課題」と説明した。「守備でも矢野の良いところを聞き出して、盗んでほしい。それも捕手の仕事」と新天地に向かう教え子にゲキを飛ばしていた。




真弓監督ショック「元気そうだった…」

 阪神・真弓明信監督(56)が17日、かつての戦友である小林繁氏(享年57)の死を悼んだ。ともに1979年から阪神でプレー。打倒巨人に執念を燃やす背中に勇気をもらった。01年にはともに近鉄コーチとしてリーグ優勝を味わった盟友だけに、「気持ちで投げるピッチャーだった。年末に電話で話した時は元気そうだったのに」と、早過ぎる死を惜しんだ。
  ◇  ◇
 信じられない。ともに汗を流し、ともに夢を追った戦友の早過ぎる死に真弓監督は驚きを隠さなかった。神戸市長田区で行われた震災復興イベント「第6回神戸フリーライブ」の出演前に、関係者からもたされた訃報(ふほう)。「びっくりした。年末に電話がかかってきた時は元気そうだったのに」。打倒巨人に執念を燃やした熱き姿、近鉄コーチ時代にリーグ優勝で歓喜に浸った記憶が走馬灯のように、脳裏を駆け巡った。
 忘れられない思い出がある。1979年2月。自身が阪神移籍1年目の春季キャンプ。江川卓氏との交換トレードで電撃的に阪神入りした小林氏と同部屋になった。「移籍したのが同じ年でね。小林さんはさまざまな事情があったトレード。僕もパ・リーグから人気球団に来たばかり。2人とも気疲れ、気苦労があった」。慣れない環境に神経がすり減り、ともに寝つきが悪く、体操にそろってよく遅刻したという。
 因縁の巨人に闘志満々、立ち向かっていった姿は今でも鮮明に覚えている。「体格には恵まれていなかったけど、気持ちで投げるピッチャー。移籍1年目は後ろから見ていても、ムキになって絶対に(巨人に)勝つという気持ちが感じられた」。その背中に自分の気持ちも奮い立った。
 近鉄打撃コーチ時代には投手コーチの小林氏とリーグVの美酒に酔った。「近鉄の優勝が一番(印象に)残っている。野球に対して熱いし、いい理論を持っていた。周囲に気を使うし、頭の回転も速くて切れた。(日本ハムで)今年から1軍コーチで梨田監督も期待していたと思う」。有能さを知ればこそ、惜しむ思いがまた募った。
 「それはね…」。真弓監督は最後に言葉をのみ込んだ。小林氏の分まで-。あえてそうした表現は使わなかった。だが背番号「19」のアンダースローが体現した打倒巨人のメンタリティーは今でも強く、その胸に刻まれている。猛虎復活。天国の友へ、必ずその夢を届けたい。




金本は中身も鉄人!内臓悪いとこないゾ

 阪神・金本知憲外野手(41)の主治医を務める京都府立医科大の吉川敏一教授(62)が17日、真弓明信監督(56)の金本の老化を懸念する発言を否定した。この日、金本と吉川教授はともに大阪市内でアンチエイジング(抗加齢)の講演会『鉄人が語る若さの秘密』にパネリストとして参加。かねてから金本の50歳現役を唱える同教授は鉄人の肉体に改めて太鼓判を押した。
  ◇  ◇
 真弓さん!心配はいりません。金本の主治医を務める京都府立医科大の吉川教授は、今年4月に42歳を迎える主砲の肉体にさらなる進化を予感した。抗加齢医学会の理事長を務めるアンチエイジングの権威が、年4度実施する血液検査によって金本の肉体を管理。この日集まった約300人を前に、最近3年分のデータを初披露した。
 真弓監督がテレビ出演した際に「私も42歳で引退したけど、内臓がもたなくなって、食べたいのに食べれないとか、常に疲れが残っていた」と経験則で金本の老化を懸念する発言をした。肉体は鍛えることができても、内臓は…。吉川教授は「(金本には)あてはまらない。どこも内臓に悪いところは見つからない」と指揮官の危惧(きぐ)を一掃した。
 「成長ホルモンが落ちるから老化する。肌や筋肉、腎臓や肝臓もすべてホルモンによるところが大きいけど、(金本は)筋力を鍛えることによって自分で成長ホルモンを作り続けている。(検査では)内臓も血管も大丈夫。生まれつきの遺伝子もあると思うが、尋常な体ではない」
 吉川教授は金本の成長ホルモンや疲労回復を促す抗酸化能力、ストレスの指標を一般人の数値と比較。その中で際立ったのはストレス数値が、オフよりもシーズン中に低いこと。金本は「ストレスというか、プレッシャーが大きいほど集中力も増してくるタイプ。どんどん乗っかってきて欲しい」と今季ものし掛かる重圧を歓迎した。「血管年齢20歳」(同教授)の41歳が今季も常識を覆す。




桜井が目指す“落合氏のフォーム”だ

 阪神の桜井広大外野手(26)が17日、沖縄県宜野座村野球場で自主トレを公開した。昨季後半から習得中の新打法を固めるため、チェック用にゴルフ専用のハイスピードカメラを導入。PL学園の同級生で、合同トレを行うプロゴルファー・青山詳選手(26)の練習法を参考に、新年の目標に掲げた『全個人成績の更新&全試合出場』を目指す。
 「自分がいまどういう状態かが分かるし、すごく参考になりますね」
 1スイングごとにカメラをのぞき、細分化された画像を凝視した。前後左右からバットの出方を確認し、トップの位置を固める作業に徹する。目指すは3冠王を3度獲得した、落合博満氏(現中日監督)のフォーム。「いい形で振ることが大事ですからね」と、キャンプ中も特殊カメラでのスイングチェックを継続していく考えだ。
 右翼だけでなく、赤星が引退して中堅のポジションも空いた。「レギュラーを獲るチャンス。個人最高成績を残して、全試合に出る気持ちで頑張りたいです」と桜井。量より質にこだわる今オフの自主トレ。新たな“相棒”とともに、2010年式打法を作り上げる。




二神&藤原 20日にブルペンデビュー

 1軍キャンプ参加が内定している阪神のドラフト1位・二神一人投手(22)=法大=、同2位の藤原正典投手(22)=立命大=が、新人合同自主トレ第3クール初日の20日にそろってブルペン入りすることが17日、明らかになった。
 伊藤トレーニングコーチは両投手のブルペン入りについて「20日に予定しています」と話した。合同自主トレ開始から無難にトレーニングを消化していることで、GOサインが出た形だ。
 キャッチボールもライバル同士で行っていることで、相乗効果も出ている。入寮前に一度、母校でブルペン入りしてきた藤原は「自分が間違っていた。二神の相手をして、ボールのキレや低く強くという意識を(キャッチボール段階で)持たないといけない」。二神も「2人で刺激しあっていきたい」と、期待の即戦力ルーキーが並ぶ20日のブルペンに注目が集まる。




阪神育成ドラ1高田が被災体験を告白

 阪神の育成ドラフト1位・高田周平投手(24)=BCリーグ・信濃=が17日、9歳の時に西宮市内の実家で被災した当時を振り返った。
 15年前の1月17日、高田は激しい揺れで目を覚ました。すぐに電気が止まり、ガス、水道と相次いでライフラインが寸断された。テーブルにろうそくを立て、家族でラジオを囲むと次々に被害の情報が飛び込んできた。
 「あの時は大変なことになったなと思いました。近くに避難してきた人もいて、同級生とか犠牲になった方もいたんで…」と神妙な面持ちで語った高田。自身が通っていたスイミングスクールは倒壊し、野球のグラウンドは資材置き場となって練習どころではなかった。「使えたのは内野だけでしたし、立ち入りが制限されたりしてました」と当時を振り返る。
 この日、鳴尾浜での新人合同自主トレ開始前に、他の7選手と一緒に黙とうをささげた。震災から15年が経過し「もうそんなにたつのかというのもありますけど、あの日のことを忘れちゃいけないと思って毎年、1月17日を迎えています」。今は野球ができる喜びをかみしめ、支配下登録を目指していく。




真弓監督 大震災追悼行事で優勝誓う

 6434人が亡くなった阪神淡路大震災から15年を迎えた17日、神戸市など兵庫県内各地で追悼行事が開かれ、参加者が犠牲者の鎮魂を祈った。自身も被災者である阪神・真弓明信監督(56)は、被災者、震災遺児を勇気づけるため神戸市長田区で開かれた「第6回神戸フリーライブ『ONE HEART』」に出演。「皆さんを元気づけられるのはタイガース。今年こそ秋に皆さんを喜ばすことができると思う」と優勝を誓った。
  ◇  ◇
 地震発生時刻から12時間後の午後5時46分。長田区の商店街、西神戸センター街の特設ステージで、真弓監督は6434人の犠牲者に黙とうをささげた。
 15年前。神戸市内の自宅で被災した当時の記憶が頭を駆け巡った。「震災後の1カ月は毎朝5時過ぎに目が覚めた。1月17日になると、思い出したくないけど思い出してしまう」。地震速報を見ると、今でも身がすくむ。自らの胸にも消えない傷跡がある。
 震災復興を願う「神戸フリーライブ」は阪神監督に就任した昨年に引き続き、2年連続の出演。少しでも被災者を勇気づけたい-。その一心で今年も駆け付けた。特設ステージ上に上がると、集まった約1000人の聴衆に5年ぶりのリーグ優勝を約束した。
 「皆さんを元気づけられるのは阪神タイガース。昨年は期待に応えれませんでしたが、今年こそ秋に、皆さんを喜ばすことができるんじゃないかと思います」
 ステージ上で神戸市と昨年水害に遭った佐用町の小学生が折った千羽鶴6434羽を手渡された。その1羽、1羽には約900人の犠牲者を出した長田区を、神戸を沸かせる虎躍進の願いが込められている。「一番近い所で野球をやっている。景気も良くないし、みんなに元気を出してもらうためにはタイガースが勝つことが一番」。震災から15年。区切りの年に必ず、真弓阪神がVの歓喜を届けてみせる。




城島熱血指導!中学生にジョー理論注入

 故郷の長崎県佐世保市で自主トレを行っている阪神の城島健司捕手(33)が16日、地元の中学生を対象に野球教室を開催した。身ぶり手ぶりの打撃指導で“ジョー理論”を伝授すると、その後に行われた試合に3番・ピッチャーで出場し、八回に幸運な“移籍後初タイムリー”を放つなど大ハッスル。子供たちとの触れあいで英気を養った。
  ◇  ◇
 城島の目が移籍後で一番と言っていいほど輝いていた。「子供たちとの触れあいを大切にしたい」と公言していた城島らしい、手作りの野球教室。身ぶり手ぶりを交えながら、日米で培った“ジョー理論”を分かりやすく子供たちに伝えた。
 打撃指導のスペースに身を置いた城島は、前もって「人間はすぐに忘れてしまうから、帰ったらすぐメモを取るように」と諭した。ティー打撃が始まると、重量挙げを例えに出しながら腕だけでバーベルを挙げるよりも、下半身を使いスクワット形式にした方がより重いものを挙げられると解説。下半身を使う意味を独特の理論で野球少年にも分かるように教えた。
 その後に行われた中学生との試合では、自ら3番・ピッチャーとしてマウンドへ上がった。打席に入る際に「3度の飯より釣りが好き。城島」とアナウンスされると球場内は大爆笑に包まれた。
 同点のため特別ルールが導入された八回1死満塁から、平凡な左飛をレフトが目測を誤り、幸運な“移籍後初”2点タイムリーに。しかしその裏に失策がらみで4点を奪われサヨナラ負けを喫すると、マウンドでヒザをつき悔しさを前面に出した。それでも城島の表情からは終始、笑みが絶えなかった。
 中学時代の恩師で佐世保軟式野球連盟の井元副会長は「懇切丁寧に教えてもらって、地元のレベルも上がっている。今後も続けて欲しい」と継続を要望。過去には、センバツで優勝投手となりドラフトで広島に1位入団した今村も参加していた。自身も相浦中3年のときに野球教室で王会長からアドバイスを受けてプロ入りを目標に定めたように、地元での野球教室を通じて、1人でも多くのプロ選手をという思いを強く持っている。
 この日、城島が報道陣に対してコメントを発することはなかったが、子供たちとの触れあいを存分に楽しみ、充実の表情で球場を後にした。これからも子供たちのヒーロー、地元のヒーローであるために、新天地でその力を存分に発揮してくれるはずだ。




金本“背水シーズン”へ「心」整った

 阪神・金本知憲外野手(41)が16日、徳之島での自主トレを打ち上げ、鹿児島入り。最福寺で新井貴浩内野手(32)らと恒例の護摩行に励んだ。これで心技体の「心」の準備を完了。昨季の不振を「気持ちの部分が大きかった」と話す金本が究極の精神を携え、2月1日のキャンプインを迎える。
  ◇  ◇
 炎と向き合い、不動明王御真言を唱えた。雑念を払い、己と闘う。広島時代に始めた荒行も10年を超えた。燃えたぎる護摩木の向こうで新井の顔が歪(ゆが)んでいく。2人の視線は一度も合わない。
 「のうまくさんまんだ ばざらだんせん…」。経は、叫ばなければ気を失う。セ氏400度。火の粉をはね返す屈強な精神力をもってしても、修行を終えた金本の顔は真っ赤に腫れた。「彼はもうやけどをしないレベル」。護摩師匠の池口恵観法主が金本の精神力にお墨付きを与えても、恐怖心が抜けることはない。
 心技体の「心」の準備が完了した。この日、13日から葛城と行った徳之島での自主トレを打ち上げた。「あの島にはいい気が出ているから行きなさい」。島行きを勧めた池口法主にその成果を報告した。
 朝、徳之島天城町の球場で大の字になって寝ころんだ。空を見上げ、全身にパワーを呼び込んだ。「やっぱり、強い気を感じるよな。来て良かった」。前日は高橋尚子が練習を積んだ同町で、「尚子ロード」の石碑をさすり縁起を担いだ。03年にはチームメートの矢野が碑の前で手を合わせ、リーグ制覇を勝ち取った。かつて楽天マー君が、朝青龍が、内藤大助が…アスリートが徳之島に集うワケを全身で感じた。
 昼すぎに鹿児島入りし、強行軍で修行に向かう金本を噴火中の桜島が出迎えた。昨季後半の不振を「気持ちの部分が大きかった」と振り返る。今回の3泊4日がもたらした無形の収穫は、金本本人にしか見えない。




能見 城島さんと2年目のジンクス破る

 阪神の能見篤史投手(30)が16日、沖縄県嘉手納町にあるスポーツドームで、狩野恵輔捕手(27)、筒井和也投手(28)との合同自主トレを公開した。昨年コンビを組み、ともにブレークした狩野とは2年連続の自主トレとなったが、今年は城島の加入でチーム事情が一変。城島のデビュー戦となることが濃厚な2月13日の日本ハムとの練習試合登板も視野に入れ、“新コンビ”で2年目のジンクス打破に挑む。
  ◇  ◇
 実戦さながらの対決は、1日に100球を超える。18・44メートルの真剣勝負は、ドームを静寂で包む。2年連続となる狩野との合同トレで能見は、打撃投手を務めながら試合勘を磨いている。チームトップの13勝を挙げた、昨年の自主トレで編み出した調整スタイル。2月1日のキャンプインを前に、すでに準備万端だ。
 「城島さんとは初対面なので、僕を分かってもらわないと。軸をしっかり伝えたい。チームとして、プラスになることは間違いないですからね」
 昨季、狩野との合同自主トレから始まり、狩野とバッテリーを組んで一気にブレークした。「お互いの感じが合っていたし、あいつが頑張ってくれた」。飛躍のきっかけとなった後輩捕手に、感謝の言葉は尽きない。今季も2人で…という思いもあったが、城島起用がチームの方針。5年ぶりのV奪回のためにも、“世界一”捕手に身を委ねる決意だ。
 能見が重要視するのは、実戦でのコンビネーションだ。ブルペンなどでも接点はあるが「試合で感じることもありますし、試合でしか見えない部分がありますから」と独自理論を展開。真弓監督は城島の早期実戦出場を示唆しているだけに、左腕は「基準はそこ(コーチからの指示)になりますけど、肩はできていると思いますよ」と、今年の初実戦となる2月13日・日本ハムとの練習試合登板も視野に入れた。
 昨季、巨人には後半戦での4連勝など4勝2敗、防御率2・62と抜群の安定感を誇った。今季もG倒の先鋒(せんぽう)として期待されるだけに「メンバーが変わっているわけじゃない」とし、3度あるオープン戦での対決に意欲。他球団のマークが厳しくなることは必至だが「まだ引き出しは何個も持っている」と、新たな投球スタイルで“2年目のジンクス”打破に自信をのぞかせた。
 「僕はまだ1年しか結果を残してないから。1年やって、2年目がダメとならないように。これからが勝負です」と能見。真価が問われる2010年。城島を新たな相棒に、さらなる進化を遂げる。




狩野 プラス思考で城島フルイニング阻止

 阪神の狩野恵輔捕手(27)が16日、沖縄県嘉手納町にあるスポーツドームで、能見篤史投手(30)、筒井和也投手(28)との合同自主トレを公開。昨季レギュラー捕手として127試合に出場した狩野は、城島のフルイニング出場阻止に意欲を見せた。「もちろん。その気持ちがなくなったらだめですからね」。代打や代走など、長所を武器に試合出場を狙う今季、簡単に定位置奪取をあきらめるつもりはない。
 「僕も今年で10年目。マイナスに考えることが多かったので、今年はプラスに考えていきたい」
 テーマは『プラス思考』だ。脳裏には昨季の苦い経験がある。「失敗しましたから…」。矢野の故障により、オープン戦から主戦捕手として期待された。だが、過度のプレッシャーをマイナスに受け止め、イップスに悩まされるなど苦しんだ。
 「僕も勉強になるし、プレーヤーとして盗むことも多いですから」
 手中にした正捕手の座も、城島の加入によって白紙になった。だが、昨季の反省を生かして前向きに理解している。「阪神のことは僕の方が知ってますから。聞かれたことは答えていきたい」と、城島への“情報提供”も惜しまない。プラス思考で挑む2010年。チームの勝利を最優先に、狩野は出場機会を模索していく。




ドラ5藤川俊“ソプラノ絶叫”高すぎた~

 阪神のドラフト5位・藤川俊介外野手(22)=近大=が16日、新人合同自主トレでの声出しで、自慢の?高音の絶叫を披露した。思うように声が通らず、コーチ陣に「ダメ出し」されたが、個性は存分に発揮した。
 鳴尾浜に甲高い雄叫びが響いた。突然始まった声出しの練習で、藤川俊が魅せた。他の選手に続き、約100メートル先の続木コーチに向かって大声で自己紹介。ただ、声が高すぎたため、ほとんど届かずに、2度もNGを出されてしまった。
 藤川俊は「(高音の方が)響くので、大学時代もそうやってたんですけど。通ると思ったんですけど、通用しませんでした。(地声を)裏っぽくした感じです」と照れ笑い。自信を持って声を張り上げたが、周囲の笑いを誘う形となった。
 結果的に、3度目のトライで合格。ただ、実際に満員の甲子園を想定した場合、外野の連係の際に声が届かないことも考えられる。大学時代は、他の外野手と合図を出して確認し合っていた。「色々と教えていただきたい。合図もあると思うので」。持ち味の「ソプラノボイス」を封印せず、連係を深めることでさらなる成長を図る。




ドラ2藤原“古田式”ID投法を習得や

 阪神のドラフト2位・藤原正典投手(22)=立命大=が、16日夜に京都市内のホテルで行われた立命館大学硬式野球部OB会に出席。キャンプには、同野球部のOBで先輩にあたる元ヤクルト監督・古田敦也氏の本を持参し、「ID投法」を身に付ける考えを明かした。
 「これからは、グラウンドだけでなく、色々とプロの選手のことを勉強したい。二神も、藤川さんの本を持って入寮してましたし」と藤原。練習で体を動かすだけでなく、頭も使って一流のエキスを注入したい。手に取る本は、先輩の古田氏のものと決めた。
 これまで、古田氏との接点はないが「関西で立命館にしたのも、古田さんが出身というのがあったので」というあこがれの存在だ。古田氏に関する本は「フルタの方程式」や「古田の様」などがある。いずれも古田ならではの野球観が描かれているため、「買って行った方がいいですよね」と、読書で偉大な先輩の技術を学んでいく。




清水&水田“宝船破損”で福が来る?

 阪神・清水誉捕手(25)、水田圭介内野手(29)が16日、兵庫県姫路市の播磨国総社で行われた宝恵駕籠(ほえかご)行列に参加した。過去に藤川、桜井らを輩出したことで知られる“出世イベント”だが、今年は出発前に選手が乗る宝船の車輪が破損するアクシデントが発生。代替の太鼓台車で市内を行進した。
 予期せぬ事態が起こったのは、イベント開始直前のことだった。運搬中の宝船が段差に乗り上げ、車輪の1つが脱落。関係者が凍り付く不吉な出来事だったが、2人は意に介さない。「悪い運を宝船が吸い取ってくれた」と水田。3年連続参加となる清水も「かえってラッキーです」と笑みを浮かべた。
 関学大の先輩である田口と自主トレ中の清水は「アップの時から考えろと言われてます。ゲームの動きを常に頭に入れておかないと」と飛躍に意欲。水田も「自分のよさを出せるように頑張りたい」と攻守両面でのレベルアップを誓った。災い転じて福となす。1軍定着を目指す2人のタテジマが、思わぬ形で“厄払い”を終えた。




新井、金本さんとV!瞑想修行で新境地

 阪神の新井貴浩内野手(32)が15日、庄田隆弘外野手(30)、広島・石原慶幸捕手(30)と鹿児島市内の最福寺で恒例の護摩行を行った。6年連続6回目となる今回は、通常の護摩行に瞑想(めいそう)修行が加わり、本人もシーズン中に継続していきたいと意欲。「金本さんと優勝したい」と5年ぶりのV奪回へ強い覚悟を示した新井が、新たな境地へ足を踏み入れた。
  ◇  ◇
 業火に顔をこがされ、不動明王御真言、般若心経を唱(とな)える新井の声が強さを増していった。昨年と同じ3000枚の護摩木をくべられた炎は高さ3メートルにまで達し、大仏殿は白煙に包まれた。1時間40分、飛びそうになる意識を必死に保ち、ヤケドを負いながら耐えた新井。見守った池口法主は、新井に新たな境地を用意していた。
 それは瞑想修行。昨年、金本がこの修行を取り入れ、4月に月間2度の3打席連続本塁打を放つなど大爆発した。初日に新井は真言密教の「伝授」という儀式を敢行。人さし指を突き出したまま手を組み、目を閉じて池口法主が発する言葉を復唱しながら精神を統一させた。
 「これから身に付くように厳しく指導していきます。集中できなかったときは罵声(ばせい)が飛んだり、手が飛ぶこともあるかもしれない」と厳しい内容を予告した同法主。新井も「今回でしっかり教えてもらって、継続してやれるようにしたい。神戸に帰ってからもやる。日々のルーティンにしていきたい」と意気込む。
 シーズン開幕後は試合開始直前や、球場到着後に時間を見つけながら、集中力を高めてゲームに臨む考えで「精神統一をして気持ちを切り替えていくとか、スイッチをオンにしてメリハリをつけてくとかね」。
 本塁打増を目指した昨季は打率・260、15本塁打と不本意な成績に終わった。広島時代の05年に本塁打王のタイトルを獲得するなど長距離ヒッターとしての資質は申し分ないだけに、池口法主は「これまで鍛えた肉体をいかに打席で発散できるか。気を出せるかがこの瞑想にかかってくる」と力説する。
 「新井くんには3冠王をとってもらいたい。その心を持ってやってほしい」とゲキを飛ばした同法主。ただ新井は具体的な個人成績には触れず「阪神に移籍して3年目。金本さんと優勝したい。このチームメートで喜び合いたい」と5年ぶりのV奪回へ強い覚悟を口にした。
 6年連続の荒行は、年々激しさを増している。「しんどかった。今年はしんどかった」と初日を終え、顔を赤く腫らした新井は憔悴(しょうすい)した表情を浮かべる。ただ新たな境地に足を踏み入れ“心”が一回りも二回りも大きくなれば、修行の成果はシーズンで結果となって帰ってくる。




ルーキーズ4人1軍キャンプ“確”

 阪神の合同スタッフ会議が15日、兵庫県西宮市内のホテルで開かれ、ドラフト1位・二神一人投手(22)=法大、同2位・藤原正典投手(22)=立命大、同3位・甲斐雄平外野手(21)=福岡大、同5位の藤川俊介外野手(22)=近大=の1軍キャンプスタートが“内定”した。1、2軍の選手振り分けが大筋で固まり、真弓明信監督(56)は新人選手に関して、「(1軍キャンプに)入ってくると思います」と明言。正式発表は25日になるが、新人4人そろっての1軍スタートは確実な状況だ。
  ◇  ◇
 期待の「ルーキーズ」に“1軍切符”が手渡される。合同スタッフ会議を終えた真弓監督は新人選手の1軍キャンプスタートに関して、「入ってくると思いますよ」と明言した。まだ正式決定じゃない。だから具体名は避けた。だがその脳裏には間違いなく、二神、藤原の投手2人に、甲斐、藤川俊の外野手コンビの名が刻まれている。
 合同スタッフ会議では、春季キャンプの1、2軍選手振り分けが大筋で固まった。「慌てて発表する必要もない。体調とかケガをしたりとかもあるしね」と真弓監督。早期発表で余計なプレッシャーは掛けたくない-。その配慮は、まだプロの世界を知らないルーキーたちに向けられたものに相違ない。
 指揮官は二神、藤原には先発ローテ争いの期待を持つ。自ら新人合同自主トレ初日を視察。二神には「いい腕の振りをしている」、藤原には「独特の投げ方だけで悪くない」と、ともに高評価を与えた。身体能力が高い甲斐、走攻守3拍子がそろう藤川俊も「ポスト赤星」の候補と見ている。新人4人の“1軍スタート内定”には現有選手を刺激し、チーム内競争を激化させる狙いが込められている。
 メンバーは21日のスタッフ会議で最終決定され、例年より遅い25日に正式発表される。故障なく、無事に新人合同自主トレを乗り切ることが大前提だが、「ルーキーズ」に注ぐ指揮官の視線は、日増しに熱度を帯びている。




金本“金ロード”で金字塔誓った

 阪神・金本知憲外野手(41)が15日、鹿児島県徳之島の天城町にあるシドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんゆかりの「尚子ロード」を訪問。石碑に手を当て、縁起を担いだ。チームメートの葛城育郎外野手(32)と自主トレを行う金本は今季、ソフトバンクの王貞治会長(69)から到達を期待される1500試合連続フルイニング出場が26試合目で達成可能となっている。今季の全試合フルイニング出場へ「準備はする」と語ったアニキが、王さんとの約束を果たす。
  ◇  ◇
 石碑の文言をジッと見つめた。「Qちゃんは本当にここでトレーニングを積んで、金メダルをとったんだな」。島北部の県道沿いに、かつて高橋尚子さんが練習に励んだ31キロのコースがある。その偉業をたたえ、名付けられた「尚子ロード」。金本は碑に彫られた「金メダル」の文字に手を当て、パワーを注入した。
 「これこそ金の石だよ」。無形の力を求め、徳之島へ来た。島のエネルギーを吸い込み、究極の結果を出したシドニー五輪の女王にあやかりたい。神頼みにも似た願掛けが、金本の今季に懸ける思いの表れだ。
 「この山にも気を感じるなぁ」。今度は石碑の前にそびえ立つ寝姿山(ねすがたやま)を携帯カメラでパチリ。その形が妊婦が寝ている姿に見えることから名が付いた“生命の山”にもすがった。
 約束を果たす年になる。「王さんの言葉がずっと頭にあったから」。金本は06年4月9日にカル・リプケン氏(元オリオールズ)の903試合を塗り替え、連続試合フルイニング出場の世界記録を樹立。当時、ソフトバンクの王監督から「次は1500試合を目指して欲しい」と激励され、「できれば達成したい」と宣言した。あれから4年。世界記録は1474試合まで伸びた。公約実現まで残り26試合に迫っている。
 昨季の不振を忘れ、新しい年を迎えた。今年4月で42歳。鉄人といえど衰えもささやかれ始めるが、気持ちが切れることはない。「少しでも多く続けてほしい。続けてやってほしいと思っている人はたくさんいる」。昨年12月の名球会で今度は「1500超え」を望んだ王さん。今季の全試合フルイニング出場について「準備だけはする」と話す金本が、自ら限界を設けることはない。
 今年は仕上がりが早い。葛城とともに昼前から島内の球場施設でトレーニング。アップ後、1人で陸上競技場に場所を移し、早くも全力疾走を解禁した。昨年痛めた右足内転筋を気にせず、120%で肉体にムチを入れる姿は迫力満点。居合わせた実業団の陸上選手が足を止め、金本の快足に見とれる場面もあった。金本がマラソン女王の運気を授かり、王さんとの約束を果たす。




庄田失神寸前…2年連続の荒行

 阪神の新井貴浩内野手(32)が15日、庄田隆弘外野手(30)、広島・石原慶幸捕手(30)と鹿児島市内の最福寺で恒例の護摩行を行った。
  ◇  ◇
 2年連続2回目の参加となった庄田は、新井と同じメニューを消化し「今年は厳しい年になる。自分の思いをしっかり出せるようにしたい」と悲壮な決意を口にした。
 午後1時から始まった護摩行では途中、意識が飛びそうになって前のめりになったところを、見守っていた僧侶に支えられるシーンもあった。過酷さを増した荒行に「途中、自分の弱さが出てしまう場面もあった。去年よりは厳しさを知っている分、今年はしんどかった」と疲れ切った様子。その後は瞑想修行もこなし「こういうことをやって、自分がどれだけ頑張れるか。しっかりやっていきたい」と言う。
 昨季は若手の台頭もあり、わずか4試合の出場に終わった。ただ今季は不動のセンターだった赤星が電撃引退したことで、目の前に大きなチャンスが広がっている。
 「自分の色が出せないから1、2軍の中途半端なところにいる」と飛躍を果たせない原因を自ら口にした庄田。自分の色を出してアピールしていくことがレギュラー奪取への最優先課題。それを肝に銘じてレベルアップを目指す。




葛城「ウォォ~」アニキに恩返し宣言

 阪神・葛城育郎外野手(32)が15日、金本への“恩返し”を誓った。今回、金本の誘いで徳之島で合同トレーニングを張ることになった。期間は短いが、尊敬する先輩との初コラボは願ってもない機会。「ダルビッシュも(トレーニングを学びに)行くくらいの人。カネさんから徳之島が持つパワーのことも聞いたし、本当に来て良かった」。
 今季、ひそかな目標がある。まだ“正式に”実現したことのない金本との「お立ち台」。野手同士のヒーローインタビューとなると簡単な話ではない。ダブル受賞は「投打」のヒーローが多くなる。だが、そこを何とか実現させる。そして…。
 「あのときすごく恥ずかしい思いをしましたからね。やり返したいというか…」。08年9月29日の広島戦。新井とともにヒーローとなった金本が対象外の葛城をお立ち台に上げ「ウォォ~」を命じた。試合出場のない選手がお立ち台に上がるのは“プロ野球史上初”だが、今季は正真正銘、ヒーローになって「隣でカネさんに叫んでもらいたい。ウォォ~じゃなくてもいいけど…」と“仕返し”を画策している。
 この日は練習前の朝8時からレンタル自転車で島内を20キロのサイクルトレ。自転車トレは「初体験」だが、今季外野の定位置争いに加わるべく、「何でもどん欲に取り入れたい」。通算5度目の「絶叫」は、隣に立つ大先輩にお願いする。




二神、休日返上でキャッチボール

 沖縄キャンプ帯同が濃厚な阪神・二神が15日、休日返上で汗を流した。同期の藤原とともにランニングやキャッチボールなど、約2時間のトレーニング。今後も無休トレを継続していく考えで、『ドラフト1位』という看板ではなく、実力で世間の注目を浴びる意気込みだ。
 「練習量は落としたくないので。休みの日は汗をかいたり、反復練習が大切。引き続きやっていきたいと思っています」
 13日から新人合同自主トレがスタートし、この日は初の休日。緊張や不安の毎日に疲労はたまっているはずだが、藤原とのキャッチボールでは変化球も試投するなど、本格始動に向けて準備は進む。「1軍に行きたい気持ちはある。精いっぱいアピールしたい」と正式発表の25日まで、即戦力ルーキーの力を首脳陣に披露していくつもりだ。
 球界随一のファンを誇る阪神。街で声を掛けられることも多く、大学時代には経験のない毎日だが、浮足立つことはなかった。「自分を見失わず、能力で注目される選手になりたい。もっと(マスコミに)取り上げられる選手になりたい」。V奪回のカギを握るルーキー右腕が、第2クールを前に更なる飛躍を誓った。




虎の助っ人背番決定

 阪神は15日、新入団外国人3選手の背番号を発表した。ランディー・メッセンジャー投手(28)は「54」、ケーシー・フォッサム投手(32)は「58」、マット・マートン外野手(28)は「9」。3選手はいずれも1月下旬に来日予定。




阪神春季キャンプ日程決定

 阪神は15日、春季キャンプの日程を発表した。1軍宜野座キャンプは2月1日から18日まで。19日に高知に移動し、1軍高知キャンプは20日から26日まで行う。第1クールから第3クールまで4勤1休。第4クールは3勤で、第5クールは4勤となる。2軍は2月1日から21日まで安芸でキャンプを張る。




京セラD主催9戦共通券発売

 阪神が、今季の京セラドームでの主催公式戦9試合に、すべて同席で観戦できる共通入場券(パス形式)を、21日から2月20日まで先着順で限定発売することが15日、分かった。購入特典として、今春キャンプで使用された公式練習球と専用ケースが付く。





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