超個人的プロ野球観察日記

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頼れる助っ人！ブラゼル２打席連続アーチ

いやぁ・・・素晴らしいですね！！

クレイグ・ブラゼルが２打席連続ＨＲで勝利に貢献してくれました！！



単純にこんな打者が７番に控えてる打順って怖くないっすか！？


ブラゼルに関しては・・・


西武が優勝した年に紛いなりにもシーズン途中まで４番を張っていた打者ですからね！


まぁ桜井広大に関しても状態は悪くないですし、下位打線まで気を抜けない素敵なオーダーですよね!!

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頼れる助っ人！ブラゼル２打席連続アーチ

　「広島３‐６阪神」（３０日、マツダ）
　右翼席が静まりかえった。打たれた青木高もぼう然とするしかなかった。内角ギリギリの厳しいコース。それを阪神・ブラゼルは完ぺきにはじき返した。悠然とダイヤモンドを回る威圧感抜群の７番打者が、青木高を一気にのみ込んだ。
　同点に追いつかれた直後の二回だった。先頭打者で迎えた第１打席、３球目の内角低め１４２キロのシュートに食らいついた。打ってもファウルかという難しいボールを、ブラ砲はジャストミート。ピンポン球のように飛んでいった白球は、きれいな放物線で右翼席に着弾した。
　「インコースの難しいシュートだったけど、しっかり上から叩けた」と自画自賛する一発は２試合連続の２号ソロ。ただし、これだけでは終わらなかった。
　続く三回には、２死走者なしから「狙ったボールが来てくれた」と、１０８キロのスローカーブを一閃（いっせん）。再び右翼席へ白球を放り込んだ。長男のトロット君誕生を祝した昨年８月２６日・横浜戦以来の２打席連続アーチ。七回には右前打を放ち猛打賞と、因縁の場所で辛い思い出を振り払った。
　昨年９月５日の広島戦。ブラゼルはこのマツダスタジアムの打席で崩れ落ちた。打った瞬間、古傷の左ひざが悲鳴を上げた。ＣＳ進出を争っていた大事な時期に痛恨の離脱。チームにとっても自身にとっても苦い記憶として残った。復帰しても本来の力強い打撃が戻ることはなかった。
　もう一度、輝きを取り戻すために、オフの自主トレからヒザ周りを意識的に鍛えてきた。「速く走れない自分の仕事は本塁打を打ってゆっくり走ること」と決意し、自慢の長打力を磨いた。
　そして放った２本のアーチ。ブラ砲は「過去のことは思い出さないようにしている」と言い切った。もう苦い過去はいらない。古傷の呪縛（じゅばく）を解き放った助っ人が、力強さ、たくましさを増して帰ってきた。

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COM(0)TB(0)EDIT 2010.03.31

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